9/20(日)に選手会主催の多摩川清掃活動「多摩川“エコ”ラシコ」が開催されました!
「多摩川“エコ”ラシコ」は、通常のファンサービスイベントとはちょっと異なり、まず選手会が主催ということです。もともと、フロンターレの選手会が地域貢献活動として等々力陸上競技場周辺の清掃を始めたことから、川崎市民にとって大切な場所の一つである多摩川を、日頃から感謝の気持ちを込めて清掃しよう! となりました。
そしてその時の選手会長は、今や集客プロモーショングループに欠くことが出来ない存在となった伊藤宏樹。そこから始まった活動が、どうせやるならフロンターレらしく、サポーターの方々も巻き込み、そして地域の誇りの一つである多摩川を綺麗にしようと2008年に今の形の「多摩川“エコ”ラシコ」としてスタートしたのでした。
昨年は台風の影響で開催できず、2年ぶりの開催となった今年は、なんと約400名の方が集まってくれました! まず前半の約1時間は、全員で多摩川清掃活動。3グループに分かれて多摩川のゴミを拾います。選手たちも「Paint it Blue」チーム、「川崎魂」チーム、「フロカブ」チームの3つに分かれて参加者の皆さんと一緒に歩きます。
中村憲剛選手は「等々力や麻生で接するときよりも、素の自分が出ている」と感じるそうで、「サッカー選手っぽくない状態で絡めるので実は結構好き」とのこと。選手会副会長を務める谷口彰悟選手も、子どもたちと一緒に高いところのごみを協力して回収など、交流していました。
後半戦は各種体験学習。事前応募で当選された方々は、川崎市環境局さんにご協力いただくゴミ分別体験と、とどろき水辺の楽校さん、国土交通省景品河川事務所さんにご協力いただき今年初めて開催した、水生生物観察に別れて体験を楽しみます。
川崎市に2台しかない中身が丸見えのスケルトンごみ収集車を持ってきていただいて、楽しくゴミの分別体験に参加した多摩川エコラシコ初参加のエウシーニョ選手、武岡優斗選手、中野嘉大選手も興味津々な様子でした。
もう1つ、今年初となる水生生物観察に参加したのは、大久保嘉人選手、新井章太選手、谷口彰悟選手。3人とも子どもに戻ったような目をしていて、やはり男の子にとってこういうのはたまらないようですね。
そして当日参加された方々は多摩川クイズに参加。こちらはプロモG伊藤宏樹の司会に、小宮山尊信選手と小林悠選手が加わり会場を盛り上げていました!!
天候に恵まれた一日の締めくくりには、中野嘉大選手からの挨拶。「この今日の活動をパワーに、週末の試合もまた頑張ります!」と話してくれ、今年の多摩川エコラシコは終了しました。
今年で8回目となった「多摩川“エコ”ラシコ」、選手会を中心とした社会貢献活動として継続していきたいと思います。