サンフレッチェ広島は4日、森保 一監督が7月3日を持って退任したことを発表しました。
森保監督は2012年に就任すると、同年にクラブ初のリーグ制覇を達成。2013年、2015年と合計三度のリーグ優勝に導きました。
6シーズン目となる今季は開幕から結果を出せず、明治安田生命J1リーグ 第17節終了時点で2勝4分11敗で17位と低迷していました。
織田 秀和社長は「2017シーズンのリーグ戦前半が終了し、足立強化部長と森保監督、私の3人で総括を行ったところ、その場で、森保監督から成績不振による辞意の申し出がありました。クラブとしては慰留をしましたが、本人の意思が固く、辞任を了承しました」と退任の理由を説明しています。
クラブを通じて森保監督は「プロは結果がすべての世界。皆さまに喜んでいただけるような結果を残すことができず、申し訳ありません。サンフレッチェに携わるすべての方々と3度の優勝で喜びを分かち合えたことは、いい経験となりました。今は、皆さまへの感謝の想いしかありません。とても幸せな5年半でした。ご支援、ご声援をいただき、誠にありがとうございました」とコメントしています。
なお今後は、横内 昭展ヘッドコーチが暫定的に指揮を執ることになっています。