JリーグYBCルヴァンカップは31日にグループステージ 第7節の6試合が行われ、グループBでは、新潟を1-0で下した神戸が首位に返り咲き、ノックアウトステージ進出が決定。グループAではFC東京が清水に逆転で敗れプレーオフステージへ回ることとなった。
神戸は52分に田中 順也が貴重な先制弾を挙げると、その後の新潟の反撃を0点に抑えて1-0の完封勝利。前節で全日程を終えていたC大阪をかわしてグループステージ突破を決めた。神戸と同様に最終戦で首位通過が懸かるFC東京は、38分に小川 諒也のゴールで先制したものの、前半アディショナルタイムに清水に1点を返されると、後半に逆転ゴールを許して1-2で敗戦。仙台に勝点で及ばずプレーオフステージへ回ることとなった。
プレーオフステージ進出を懸けた3位横浜FMと4位広島の直接対決は、1-1の同点で迎えた86分、途中出場の宮吉 拓実が値千金の勝ち越しゴール。2-1と横浜FMを下し逆転でプレーオフステージへの切符を掴んだ。札幌は福森 晃斗とマセードのゴールで柏に2-1で勝利。大宮に1-2で敗れた磐田を抜いて3位に滑り込み、プレーオフステージ進出を手にした。
共に敗退が決まっている甲府と鳥栖の一戦は、ビクトル イバルボの来日初ゴールなど3得点を奪った鳥栖が3-2と甲府に競り勝ち、グループステージ初勝利をマークした。
これでグループステージは全日程が終了。仙台と神戸が1位でグループステージ突破が決定し、グループA2位のFC東京、同3位の札幌、グループB2位のC大阪、同3位の広島がプレーオフステージへ駒を進めた。
4チームで行われるプレーオフステージは、6月28日(水)、7月26日(水)に開催される。