【YS横浜 0-1 町田】
ホーム開幕戦に町田を迎えたYS横浜は、前節の勝利で得た勢いそのままにコレクティブな守備を披露。立ち上がりにパスミスから危ない場面があったが、センターバックのコンビを中心に攻撃の芽を摘み取り、素早い攻守の切り替えで互角以上の勝負を展開した。
しかし、ゲームを動かしたのは町田だった。FW重松健太郎が放ったシュートのこぼれ球から混戦になり、FW鈴木孝司が倒されてPKの判定。これを65分に鈴木孝司が決めて先制に成功した。YS横浜も、途中出場のFWエルサムニー オサマを中心に攻勢に出たが、中盤の構成力で上回る町田は付け入る隙を与えず。攻め急ぐ相手をシュート5本に抑え、町田が今季初勝利を手にした。
【山口 8-0 J-22】
立ち上がりはJ-22が積極的にシュートを放つが、コースを限定されてネットを揺らせない。時間の経過とともに山口がサイドを突いて崩す回数が増え、24分にMF島屋八徳がクリアボールに飛び込んで先制点を挙げる。前半終了直前には、FW岸田和人とMF小塚和季がそれぞれペナルティエリア内からシュートを決めた。
63分にDF木下高彰(磐田)が2枚目のイエローカードを受けて相手が10人になると、以降は山口の一方的な展開に。68分にはCKから、71分には左からのクロスを受けてMF福満隆貴が連続ゴールを決めて突き放すと、その後も3点を追加。攻守がかみ合い、8-0で快勝を収めた。