敗れた長谷川健太監督(G大阪)は、会見で「なかなか枠にシュートが飛ばなかったという印象です。攻撃の形とか迫力はずいぶんと出てきたので、あとはフィニッシュのところかなと思います」と最後のところに無念さをにじませた。
確かに放ったシュートは16本。FW宇佐美貴史(G大阪)とパトリック(G大阪)の2トップだけでも計9本と攻撃の形は作ったようにも見える。しかしながら、司令塔の遠藤保仁は「うちの動きも少ないかもしれないが、より危険なところでボールを持たない限り相手には脅威を与えられないし、そういうプレーが少なかった」と振り返った。