【浦和 1-0 山形】 序盤はつまずいたものの、復調の気配が見える浦和。この日も流れをつかんで山形を揺さぶり、好機を生み出す。しかし、かつて浦和に在籍したGK山岸 範宏を中心とする守備陣を崩し切れず。得点を挙げられないまま前半を終える。
迎えた後半は、FW武藤 雄樹の投入に伴う立ち位置の変更が奏功。より強度を増したオフェンスで山形を押し込む。決定力不足は前半と同様だったものの、83分に待望の瞬間が訪れる。こぼれ球に反応したMF阿部 勇樹が右足を一閃。鮮やかなミドルシュートでネットを揺らし、値千金のゴールを挙げた。