18日にFIFAクラブワールドカップ ジャパン 2016 決勝が行われ、ヨーロッパ代表のレアル・マドリードが鹿島アントラーズを延長戦の末に退け2年ぶり5回目のクラブ世界一に輝きました。
試合後のレアル・マドリードの選手・監督コメントです。
■ジネディーヌ ジダン監督(レアル・マドリード)
――本当におめでとうございます。今日の試合は難しかったですよね?かなり疲れていると思うが、タイトル獲得はうれしかったですか?
「いつも喜んでいますよ、タイトルはそれぞれ重要ですから。自分たちが苦しめられることは覚悟していました。簡単なファイナルにはならないと思っていました。相手はとにかく走り回って、果敢に戦っていた。その戦いを勝って、ここまで来てタイトルを獲れたのはうれしかったです。日本まで長旅だったので、長旅を経てクラブワールドカップのタイトルを持って帰ることができてうれしいです」
――就任11ヵ月で3タイトル。どの日付の、どの試合が流れを変えたか?
「いや、特別な日付はないです。覚えていません。毎回、自分たちがしているのは改善すること。時には自分たちも苦しみますし、やりたいプレーができないこともあります。大事なのはポジティブシンキングだということです。自分たちを信じていれば、いつでも相手を攻め込めます。技量の高いチームなので、それができると思っています」
――鹿島の選手で、ジダンが誰かスペインに連れて帰りたいと思った、あるいはリーガ・エスパニョーラで誰かできる選手はいると思ったか?
「リーガでプレーできるんじゃないかと思う、とても素晴らしい選手は何人かいます。ただ、私のチームは満杯です」
――レアル・マドリードサポーターが鹿島サポーターより多かったのは予期していたか?
「マドリディスタは多かったと思います。われわれを応援してくれた皆さんに心から感謝したい。ただ日本人の観客も多く、相手チームのサポーターも多かった。両チームを応援していたと思いますよ」
――レアル・マドリードは責任感を持ってプレーするプレッシャーがあると思うが、疲れは?
「われわれは疲れていませんよ。少し寝たいと思います。何時間かすれば眠れます。ビッグなタイトルを獲得しました。数日間は休んで、またストレスのある生活に戻りたいと思います。くたくたに疲れたということはありません。疲れたらこのクラブには残れませんから」
■クリスティアーノ ロナウド(レアル・マドリード)
――「今年は非常にいい年だ」と言っていたが?
「本当に、今年1年忘れがたい1年となりました。チームとしても、個人としても。(UEFA)チャンピオンズリーグも勝って、EURO(UEFA EURO2016)も勝って、バロンドールも獲って完璧な1年になりました。どれが一番うれしいと言われたら難しいですよね。タイトルにはそれぞれに意味があるので。ポルトガルが初めて獲ったという意味で、EUROは特にうれしかったです。ほかの賞もそれぞれうれしかったですけど」
――今年はたくさんのゴールを取ったが?
「いつも頑張ってプレーしたいとは思っているんです。今季はチームも個人もとてもいい結果になりました。代表チームでも頑張りましたし。口数が多い人もいるので、いろいろ言われるのは慣れていますが、自分はいつもピッチのことを考えているので、自分の仕事をやり続けるだけです。そして試合を楽しみ、どんどんタイトルを獲っていきたいと思います」