18日に行われる、FIFAクラブワールドカップ ジャパン 2016 決勝 レアル・マドリード戦に向けた、鹿島アントラーズの選手・監督コメントです。
■石井 正忠監督(鹿島)
――日本のチームとして初めてのファイナリスト。いまの心境は?
「こういうすばらしい舞台に立ててワクワクしています」
――アジアチャンピオンでないがアジアで勝ち残ったのは一つ。アジアのプライドどう感じていますか?
「今回はアジアの王者ではなく、開催国枠という形で出場していますが、いろんな大陸の代表と戦って非常に良い経験をしてると思います。これはクラブにとっても、日本にとっても、アジアのクラブのなかにおいても、価値のある試合をしていると思うので、ファイナルまで来ることができて非常に嬉しく思います」
――これまでの試合は後半にアタッキングサッカーをしてきた。明日のゲームについてはどういう戦略で行こうと思っていますか?
「すべての試合のプランとしては、自分たちの戦いをしよう、ということでゲームに入っています。当然、相手の状況を見ながら戦い方を変えないといけない。なので試合の展開としては、前半は押し込まれながらもそこで耐えて、後半パワーアップする形はできていますけども、このファイナルに関してもできるだけ自分たちがいままでやってきたことを最初から出したいと思います。それが最初からできれば90分間その戦い方をやりたいと思いますし、できなければ失点をしない形から得点を奪う形に変えていかないといけないと思うので、それは試合の状況、流れによって変えていかなければいけないと思います。それができるような布陣で戦いたいと思います」
■柴崎 岳(鹿島)
――日本のチームとして初めてのファイナリスト。いまの心境は?
「アジアでは初ですけど、試合を早くしたくてウズウズしています」
――明日の試合は勝てると信じていますか?
「勝てると思っていますし、夢を与える職業ですので、そういう姿を見ている子どもたちやサポーターのみなさんに対して、そういった姿を見せたいし、夢を追わない姿、勝利を追わない姿は見せたくないですし、結果はどうなるかわからないですけども、ベストを尽くして戦いたいと思います」
■曽ヶ端 準(鹿島)
――昔、マンチェスターUと対戦したときに、クリスティアーノ・ロナウドもいたと思いますが、そのときと変わったことなどは?
「そのときはウイング的なポジションで、反対サイドにギグスがいて、両サイドのスピードはすごく印象に残っています。それよりもモト(本山 雅志)の活躍の方が(笑)」
■永木 亮太(鹿島)
――クラブ・アメリカとの試合を見た印象は?
「すごい良い戦い方をしてたと思います。前半、あれで0で抑えていたらどうなるかわからないなと思ってたんで、ああいう戦い方が理想だと思います。クラブ・アメリカも繋ぐところはしっかり繋いで、攻撃まで持っていっていた。流れはああいう流れで自分たちもいけばいいんじゃないかと参考にはなりました」