昨季のリーグを制覇したG大阪と同じ勝利数ながら、呑んだ悔し涙は忘れない。
開幕戦で勝利した鳥栖が、アディショナルタイムに追いつかれて勝点1に終わったG大阪に挑む。
「強い外国人がいることと攻守においてバランスがいい」と森下仁志監督はG大阪を評価した。昨シーズンのリーグ覇者の実力は今季も健在である。そのG大阪と同じ勝利数を稼ぎながらも、鳥栖は昨シーズンを5位で終えた。そして、ほとんどの主力選手たちはチームを去らずに鳥栖の一員として今季を戦うことになった。
森下監督は、「昨年の勝利数、昨年の得点数、負け試合数も失点数もそこからのスタート」と就任会見で語っていた。同じ勝利試合数でも優勝と5位では大きな差がある。その悔しさを晴らすために多くの選手たちは鳥栖に残留する道を選んだと言っても良いだろう。その悔しさを晴らす機会が第2節に訪れた。
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