FIFAクラブワールドカップ ジャパン2016は11日に準々決勝の2試合が市立吹田サッカースタジアムで行われ、鹿島アントラーズがアフリカ代表のマメロディ・サンダウンズを2-0で下したほか、北中米カリブ海代表のクラブ・アメリカがアジア代表の全北現代に逆転勝ち。鹿島とともに準決勝進出を決めた。
8日に開幕戦を戦い、中2日で迎えた準々決勝。中々リズムを作れない鹿島は序盤からサンダウンズの猛攻を受けてしまう。それでも耐え凌いで前半を折り返すと、63分に均衡が破れる。赤﨑 秀平の右からのクロスをファーに走りこんだ土居 聖真が中央に落とすと、これを遠藤 康が決めて先制ゴールを奪取。さらに88分には途中出場の金崎 夢生が開幕戦から2試合連続となる貴重な追加点を決めて2-0。鹿島がサンダウンズを下して準決勝へ駒を進めた。
準々決勝のもう1試合、全北vsクラブアメリカは、23分に昨年まで松本山雅FCに所属していたキム ボギョンのゴールで全北が先制するも、後半にシルビオ ロメロの2得点でクラブアメリカが一気に逆転。全北を2-1で下したクラブアメリカが、ベスト4進出を決めている。
この結果、鹿島は14日(水)の準決勝で南米王者のアトレティコ・ナシオナルと吹田Sで激突。同じくベスト4進出を決めたクラブアメリカは、15日(木)にヨーロッパ王者のレアル・マドリードと横浜国で対戦する。
なお、敗れた全北とサンダウンズは14日(水)に吹田Sで行われる5位決定戦を戦う。
■試合データ
全北vsクラブアメリカ
サンダウンズvs鹿島