10月25日(火)にタグ・ホイヤー(TAG HEUER, Branch of LVMH Swiss Manufactures SA)のJリーグトップパートナー契約締結記者発表会が開かれ、Jリーグ村井 満チェアマンのほか、元日本代表の北澤 豪さん、川崎フロンターレの大久保 嘉人選手、浦和レッズの李 忠成選手の3人が特別ゲストとして登場。「時間」をテーマとしたトークショーを行いました。
タグ・ホイヤーは近年、サッカーとの関係性を強めており、ドイツのブンデスリーガをはじめ、イングランドのプレミアリーグ、スペインのリーガ・エスパニョーラなど欧州主要リーグと公式タイムキーパーとして契約。そして今回、Jリーグとのトップパートナー契約の締結に至りました。
会見に出席した村井チェアマンは「サッカーにかかわらずスポーツは、近年デジタル技術との親和性が高まっています。サッカーで言えば、時速何キロで走るとか、どこをどう動いたのかといった時間軸と空間の情報を掛け合わせたデータが分析の肝になっています。特に時間は極めて重要な内容となるなか、今回、タグ・ホイヤーさんに強力なパートナーになっていただき、リーグ全体としても非常に心強いです」と挨拶しました。
続いて行われたトークショーでは、北澤さんと大久保、李の両選手が登壇し、それぞれの時間にまつわる話で盛り上がりました。
「忘れられない時間」をお題とした話では、大久保選手は「若い時にスペインに行った時間は忘れられない」と、初めての海外移籍について触れ、李選手は「僕はアジアカップの決勝ゴール。あの瞬間だけ時が止まったように感じました」と、日本代表を優勝に導いた2011年のアジアカップの決勝ゴールを挙げました。
トークショーでは、タグ・ホイヤーの新商品をかけ、3人がキックターゲットに挑戦する場面も。最終的に北澤さんとのサドンデスを制した李選手が、新商品を手にしました。
また「これからの時間」について李選手は「残りのサッカー人生、一人でも多くの人に感動を与えられるようなゴールを取っていきたい」とコメント。大久保選手も「あとどれくらいサッカーができるか分からないですけど、いい時間を過ごして、常に得点できるように頑張っていきたい」と、ともにストライカーらしい抱負を語りました。
トークショーの最後に北澤さんは「改めて時間の大切さを考えることができました。(明治安田生命)J1リーグも残り2試合でどうなっていくのか。サポーターの皆さんと一緒にその大切な時間を共有して、チャンピオンシップに向けて盛り上がるような締めくくりを刻むことができればと思いました」と、クライマックスを迎えた今シーズンのJリーグへの想いを述べました。
会見ダイジェスト動画
Jリーグ村井 満チェアマン プレゼンテーション
河村 恭臣(TAG Heuer Japan General Manager)プレゼンテーション