Jリーグは12日、グループステージから準決勝まで実施した、2016JリーグYBCルヴァンカップ「ニューヒーロー賞」投票をもとに選考委員会において協議した結果、ニューヒーロー賞は、井手口 陽介選手(ガンバ大阪)に決定したことを発表しました。
井手口選手は、ノックアウトステージ以降の全4試合に出場し、チームの主力として存在感を発揮した点が評価されました。
同選手には賞金50万円、クリスタルオーナメント、ヤマザキビスケット社製品1年分が贈呈されます。
■ニューヒーロー賞受賞 井手口 陽介選手(G大阪)コメント
「まさか自分がニューヒーロー賞を獲得できると思っていなかったので、素直にうれしいです。 過去に受賞した偉大な先輩方の中に自分の名前が入るという実感がまだ湧きませんが、これに満足せずこれからも成長した姿を見せていきたいです。チームはノックアウトステージからの出場でしたが、負けたら終わりという状況のなかでキャプテンの遠藤選手をはじめとするチームメイトが安定感をもたらしてくれるので、緊張せずに試合に臨める環境を作ってくれています。決勝でも存在感を出しつつ、楽しみながら試合に臨みたいと思います」
■ニューヒーロー賞選出の経緯
ノックアウトステージ以降の全4試合に出場し、決勝進出チームの主力として存在感を発揮。メディア投票1位での選出となった。準決勝第2戦では遠藤 保仁選手のゴールの起点となるボール奪取で決勝進出に貢献。井手口選手がボランチとして固定されていることで、遠藤選手が前線でプレーできるなどチーム編成にも大きく貢献している。今夏のリオデジャネイロオリンピックで大舞台を経験。また、日頃今野選手など FIFAワールドカップ等でも活躍した偉大な先輩選手達と共にプレーすることで、シーズン序盤から著しく成長していると感じられる。