JリーグYBCルヴァンカップは9日に準決勝第2戦の2試合が行われ、浦和とG大阪が決勝進出を決めた。
アウェイでの第1戦で逆転勝ちを収め、有利な状況で臨んだ浦和は、この日も序盤から持ち味のパスワークで試合を支配。前半のうちに興梠 慎三が2ゴールを奪うと、後半にも興梠がハットトリックとなるPKを沈めて試合を決めた。81分に中島 翔哉に1点を返されたものの3-1と勝利。合計スコア5-2の圧勝で決勝へと駒を進めている。
日産スタジアムで行われた横浜FMとG大阪の一戦は、スコアレスドローに終わった第1戦と同じような緊迫した展開が続く中、56分に伊藤 翔が対角線のシュートを放ち、第1戦から150分近くに及んだ沈黙を破る。しかし直後にその伊藤が負傷交代するとG大阪が攻勢を強め、63分、第1戦で温存された遠藤 保仁が藤本 淳吾のクロスをエリア内で合わせ同点に。試合はこのまま終了し、アウェイゴールで上回ったG大阪が3年連続でファイナル進出を決めている。
G大阪vs浦和のカードとなった決勝は、10月15日(土)に埼玉スタジアム2002で開催される。