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清水が優勝に望みをつなぐ勝利、C大阪は終盤の猛攻で勝点3奪取【高円宮杯U-18 サッカーリーグ2016 第15節】

2016年10月4日(火) 12:25

清水が優勝に望みをつなぐ勝利、C大阪は終盤の猛攻で勝点3奪取【高円宮杯U-18 サッカーリーグ2016 第15節】

清水が優勝に望みをつなぐ勝利、C大阪は終盤の猛攻で勝点3奪取【高円宮杯U-18 サッカーリーグ2016 第15節】
首位の青森山田が負けたため、勝ち点差を6に縮めた清水

高校年代の日本一を決める高円宮杯U-18サッカーリーグ2016 プレミアリーグの第15節が、10月1日から2日の2日間にわたって各地で開催されました。

第15節の結果は下記の通りです。カッコ内は会場。

[EAST]
清水エスパルスユース 2-1 鹿島アントラーズユース(エスパルス三保グラウンド)
市立船橋高校 0-0 流通経済大学付属柏校(船橋市法典公園(グラスポ)球技場)
横浜F・マリノスユース 4-3 青森山田高校(横浜市三ツ沢公園陸上競技場)
大宮アルディージャユース 4-2 柏レイソルU-18(NACK5スタジアム大宮)
アルビレックス新潟U-18 1-1 FC東京U-18(新潟聖籠スポーツセンター アルビレッジ)

[監督・選手コメント]
■平岡 宏章監督(清水ユース)
「これまで(キャプテンの)立田 悠悟がずっと引っ張って来てくれていたけど、残念ながら出られない分、みんなが頑張ってくれた。彼の思いがみんなに伝わったと思います。開始10分はシンプルに相手のサイドバックの裏のスペースを狙って、相手の前からの勢いをしのげば、徐々にリズムが出て、中盤からのビルドアップなども狙えると思いました。今、上を狙える場所にいるのは、チームの成長だと思います。僕が思っている以上に、彼らは成長してくれた。夏のクラブユース選手権で決勝まで行けたことが選手たちの大きな自信になったと思います」

■平墳 迅(清水ユース)
「自分はフィジカルで負けないと思っていました。今日は自分が相手のセンターバックの間に立って、相手を引き寄せることで周りが空くと思いました。アシストも身体を張って、最初は反転してシュートを打とうと思ったのですが、体勢が厳しかったですし、(鈴木)魁人の動きが見えたのでパスをしました。他の試合でも、今日のように自分が前線でボールを収めるなど、駆け引きで上回れるようになりたいです」

■鈴木 魁人(清水ユース)
「平墳が前線で起点になってくれることで、相手がボールウォッチャーになり、自分のポジションが空くと思ったので、いかに自分がフリーでボールを受けられるか考えながらプレーをしました。ゴールはそれが上手くできた結果だと思います。まだ自分で打開するシーンが少ないので、これからは一人で打開できる力をトレーニングで磨いていきたいです」

■熊谷 浩二監督(鹿島ユース)
「試合の入り方も良くて、先制点も取れたのですが、そこから主導権を握ることができませんでした。当初よりは着実に成長をしていますが、まだ先制するとどこか安心して、失点をすると落ちてしまう。ただ、スタメンに2年生が多く、彼らは昨年の優勝を見て、今の残留争いを経験している。学ぶことは多いと思います。残り3節、1、2年生がもっと出てこないと、今後につながらないので、そこを育てながら、残留に向けてブレずに戦いたいと思います」

■西本 卓申(鹿島ユース)
「みんなで勝利という目標に向かってやることがはっきりとしてきたと思いますが、まだ足りない部分が多いです。今日も良い形で試合に入って、先制することができましたが、失点のシーンは寄せが甘かった。残り3試合、もう一度チームとしてどうしていきたいかを考えて、再開後に勝点を積み重ねられるようにしていきたいです」

[WEST]
神戸弘陵学園高校 1-3 セレッソ大阪U-18(みきぼうパークひょうご 第1球技場)
ガンバ大阪ユース 1-2 サンフレッチェ広島F.Cユース(ガンバ大阪グラウンド)
大分トリニータU-18 0-4 ヴィッセル神戸U-18(大分スポーツ公園だいぎんサッカー・ラグビー場)
東福岡高校 3-7 京都サンガF.C. (東福岡高校)
大津高校 4-2 名古屋グランパスU18(熊本県民総合運動公園補助競技場)

逆転優勝のために、負けられない戦いが続くC大阪
逆転優勝のために、負けられない戦いが続くC大阪

[監督・選手コメント]
■谷 純一監督(神戸弘陵学園高校)
「スコアは1-3ですが、前期に比べて守備がしっかりできましたし、後半の立ち上がり15分は自分たちのリズムで進められ、攻撃も機能していたと思います。ただ、チャンスをつくりながらもゴールが奪えない間にミスから失点しまいました。相手の左サイドバック(舩木 翔選手)を何とか抑えようと考えており、きちんと抑えられた時間は長かったのですが、隙をつくった瞬間に仕事されました。1試合を通じて、相手のキープレーヤーを抑え切る重要性を選手たちが感じた試合だったのではないでしょうか。最低でも勝点1が欲しかったので、もったいない試合でした」

■谷後 滉人(神戸弘陵学園高校)
「前期にセレッソと対戦したときは自分たちのミスから3失点してしまい、何もできませんでしたが、後期に入ってからは自分たちのやるべきことが明確になり、今日の試合はしっかり戦うことができました。ただ、試合の89分を抑えることができても、残り1分で気を抜いて失点してはいけません。いい試合をしていても、自分たちのミスから3失点してしまったので、もっと成長しなければと感じました。それでも、後期は少しずつ勝点を積み上げることができています。後輩のためにも残り3節にしっかりと勝って残留をつかみたいです」

■田島 一樹コーチ(C大阪U-18)
「「自分の長所を出していこう」という言葉を選手にかけて試合に送り出しました。試合展開としては、ボールを持つ時間が長くなると踏んでおり、相手のカウンターに気をつけようと選手たちに話していました。前半の得点と失点は良くも悪くも予想どおりです。後半はもう少し選手のギアが上がるかなと思ったのですが、相手の迫力に押される場面が続きました。決していい試合ではなかったと思うのですが、それでも勝点3を獲得できたことは選手たちの成長につながります」

■舩木 翔(C大阪U-18)
「僕たちと首位の広島との勝点差は6。優勝するためにはもう勝利しか許されない試合が続きます。今日は何が何でも勝点3をつかむため、綺麗なサッカーというよりも、自分たちらしく泥臭くゴールを奪う気持ちで試合に挑みました。(村田 一弘)監督が不在の前節と今節は、攻撃のビルドアップとゴール前での崩しの部分を重点的に練習してきました。今日はうまくいかない時間もありましたが、選手全員が練習してきたことを積極的にチャレンジできたと思います」

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