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大津が大分との九州勢対決を制す!首位決戦は青森山田に軍配【高円宮杯U-18 サッカーリーグ2016 第13節】

2016年9月20日(火) 16:41

大津が大分との九州勢対決を制す!首位決戦は青森山田に軍配【高円宮杯U-18 サッカーリーグ2016 第13節】

大津が大分との九州勢対決を制す!首位決戦は青森山田に軍配【高円宮杯U-18 サッカーリーグ2016 第13節】
前回対戦で大分に敗れた大津。大分にダブルを許さず、チームの連敗も2で止めている

高校年代の日本一を決める高円宮杯U-18サッカーリーグ2016 プレミアリーグの第13節が、9月17日から19日の3日間にわたって各地で開催されました。

第13節の結果は下記の通りです。カッコ内は会場。

[EAST]
流通経済大学付属柏高校 1-2 大宮アルディージャユース(流通経済大学付属柏高校)
FC東京U-18 7-0 柏レイソル(東京ガス武蔵野苑多目的グランド(人工芝))
市立船橋高校 0-1 青森山田高校(船橋市法典公園(グラスポ)球技場)
アルビレックス新潟U-18 1-3 鹿島アントラーズユース(新発田市五十公野公園陸上競技場)
清水エスパルスユース 2-1 横浜F・マリノスユース(IAIスタジアム日本平)

嵯峨 理久(#8)のゴールで首位決戦を制した青森山田。市立船橋との勝点差を3に広げた
嵯峨 理久(#8)のゴールで首位決戦を制した青森山田。市立船橋との勝点差を3に広げた

[監督・選手コメント]
■朝岡 隆蔵監督(市立船橋高校)
「後半から交代した選手たちが、攻撃に違いを生むことができませんでした。先発した選手たちも積極的な姿勢を見せていたので、途中交代組にはもっとインパクトを残してもらいたかったです。もう一つの敗因は、青森山田の守備ブロックを崩せなかったこと。相手が守備を固めると分かってはいましたが、あとひと工夫が足りませんでした。次節のFC東京U-18戦との試合は最善の準備を進めていきたいと思います」

■原 輝綺(市立船橋高校)
「スリッピーなピッチでしたけれど、そのほうパススピードを上げられますし、自分たちにとって好都合だと思っていました。もう少しボールを持ちたかったです。蹴られたボールを跳ね返した後、しっかりと拾うことができていれば、流れも少し変わったのかなと思います。ここから全勝するつもりで、気持ちを切り替えたいと思います」

■黒田 剛監督(青森山田高校)
「無失点で試合を運べたことが大きいです。市立船橋が普段よりも勝負を意識したのか、ロングボールを多用する中で、相手のパスを制限しながら守った点がよかったです。相手をペナルティーエリアに進入させないことを11人全員が徹底した結果、うまく機能しました。選手たちには、『無失点に抑えていれば必ずいいことがある』という話をしていましたし、我慢が実りました。堅守を基盤に戦いつつ、高い位置でボールを奪ったときは攻撃にギアを上げるという戦い方を、選手たちが忠実に守った末の勝点3だと思います」

■嵯峨 理久(青森山田高校)
「クロスボールを合わせた得点の場面は、相手のマークが来ていないと分かっていました。GKが前に出てきていたので、ファーサイドを狙った結果、いいコースに飛びました。いままで攻撃陣の中で自分だけがゴールを挙げていなかったので、この大一番で決めることができてうれしいです。技術がなくても、泥臭いプレーで貢献することはできます。いまの自分にできること、監督がいつも僕らに言う「犠牲心」を大切にしつつ、ゴールも挙げられるように頑張っていきたいです」


[WEST]
東福岡高校 1-1 神戸弘陵学園高校(東福岡高校)
ヴィッセル神戸U-18 1-0 京都サンガF.C.U-18(いぶきの森球技場)
大津高校 3-0 大分トリニータU-18(大津町運動公園 球技場)
ガンバ大阪ユース 3-2 セレッソ大阪U-18(ガンバ大阪グラウンド)
サンフレッチェ広島F.Cユース 3-2 名古屋グランパスU18(吉田サッカー公園)

[監督・選手コメント]
■古閑 健士監督(大津高校)
「いい時間に先制点が取れたこと、ずっと取り組んできた守備が機能し、無失点に抑えられたことが収穫です。勝点3を取れたことは大きいですし、これを次につなげていくことが大事だと思います。課題は、フィニッシュの精度をさらに上げること。守備でも危ない場面があったので、そこは修正が必要かと思います」

■杉山 直宏(大津高校)
「試合前に、どんどんシュートを打っていこうと言われていたので、(ゴールを決めた場面も)積極的にシュートを打ちました。ここ最近の試合は失点することが多かったので、失点をゼロで抑えられたのもプラス材料です。残留に向けてこの勝点3は大きいと思いますし、この試合で勢いに乗って次の試合も勝ちたいです」

■中村 有監督(大分U-18)
「全ての面で相手のほうが上だったと思っています。リスク管理ができておらず、チャレンジしない姿勢といった課題も出ていました。後半は(大津が)少しペースを抑えて入ってきたので、自分たちがボールを持っていても、主導権を握っていたとは言えません。しっかりと最後のところで我慢したのが大津で、我慢しきれずに3失点目をしたのが自分たちでした。ゲームコントロールや試合に向かう姿勢、技術や戦術も含めて相手を上回れなかったと思います」

■酒井 将輝(大分U-18)
「前半は監督から言われていた攻守の切り替え、球際での厳しさ、リスクマネジメントができなかったので、(ハーフタイムに)士気を上げるために声を出しましたが、ボールを奪う守備ができなかった点は悔やまれます。球際やセカンドボールへの反応はもちろん、シュートや崩そうとする回数も少なかったです。次の試合からは絶対に全勝しないといけません。そうしないとプレミアリーグに残れないので、全勝を目標にやっていきます」

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