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接戦を制した広島が首位に浮上!横浜FMユースは快勝で後期初戦を飾る【高円宮杯U-18 サッカーリーグ2016 第10節】

2016年8月29日(月) 16:24

接戦を制した広島が首位に浮上!横浜FMユースは快勝で後期初戦を飾る【高円宮杯U-18 サッカーリーグ2016 第10節】

接戦を制した広島が首位に浮上!横浜FMユースは快勝で後期初戦を飾る【高円宮杯U-18 サッカーリーグ2016 第10節】
後半に4得点を決め、一気に試合を決めた横浜FM。4戦負けなしに。

高校年代の日本一を決める高円宮杯U-18サッカーリーグ2016 プレミアリーグの第10節が、8月27日と28日の2日間にわたって各地で開催されました。

第10節の結果は下記の通りです。カッコ内は会場。

[EAST]
アルビレックス新潟U-18 1-2 市立船橋高校 (デンカスワンフィールド)
清水エスパルスユース 0-1FC東京U-18 (清水ナショナルトレーニングセンター(J-STEP))
青森山田高校 2-0 流通経済大学付属柏高校 (青森山田高校)
鹿島アントラーズユース 1-2 大宮アルディージャユース (県立カシマサッカースタジアム)
横浜F・マリノスユース 5-1 柏レイソルU-18 (日産フィールド小机)

[監督・選手コメント]
■松橋 力蔵監督(横浜FMユース)
「勝ちましたが、内容には満足していません。もっと相手を見ながらプレーしないといけないと感じました。相手と味方の状況を見て、まずは前にボールを運び、それが無理ならば横にパスする。前に仕掛けることを意識して日々トレーニングしていますが、いざ実戦となるとなかなか実践できない。まだまだだと思います。高校生は「大人のサッカー」をすべき時期に入っています。選手たちには、正しい判断を下すためにピッチ上の状況を読み、そこから最善のプレーを選んでほしいと思います。自分の殻を破ることが大事になります」

■原田 岳(横浜FMユース)
「僕らの理想は相手より動いて、圧倒するサッカー。後半は走り勝つサッカーができたと思います。前半はシーズン後半戦最初の試合ということもあって全体的に硬く、スロースタートになってしまいました。ハーフタイムに松橋監督の喝を受けて、ようやくエンジンがかかりました。自分たちで集中するスイッチを入れられないことがチームの課題で、これは僕の責任でもあると思います。GKとして、もっと後ろから声を出そうと思います」

■永井 俊太監督(柏U-18)
「われわれの弱い一面が出た試合でした。スムーズに試合に入ることができなかった分、特に前半は苦しみました。思いどおりにポゼッションすることができず、攻撃にテンポが生まれないまま、試合終盤まで悪い流れを引きずってしまいました。簡単なパス、通すべきパスを(相手に)引っ掛けたことで中盤が停滞し、攻撃のギアが上がらない状況を自分たちで生み出したことが反省点です」

■中村 陸(柏U-18)
「90分を通して狙いとすることができず、納得のいかない試合になりました。個人としても、ポジショニングや攻撃のテンポアップの面で工夫が足りず、いい状況をつくり出せませんでした。もっとワイドに開いてプレーするべきでしたが、中央にばかり入ってしまい、同じようなテンポ、ポジションイングでプレーを続けていたことが大きな反省点です。この敗戦を忘れず、いまから次の試合に向けてしっかりと準備したいと思います」

[WEST]
大分トリニータU-18 1-1 セレッソ大阪U-18 (大分スポーツ公園 県協会グラウンド(人工芝))
東福岡高校 0-0 ヴィッセル神戸U-18 (東福岡高校)
大津高校 3-0 ガンバ大阪ユース (大津町運動公園 競技場)
サンフレッチェ広島F.Cユース 1-0 京都サンガF.C. U-18 (吉田サッカー公園)
名古屋グランパスU18 1-2 神戸弘陵学園高校 (トヨタスポーツセンター)

後半戦のスタートとなる重要な一戦を勝利し、首位に浮上した広島
後半戦のスタートとなる重要な一戦を勝利し、首位に浮上した広島

[監督・選手コメント]
■沢田 謙太郎監督(広島ユース)
「立ち上がりはボールが落ち着かず、攻め急いでしまいましたが、前半途中からサイドからの攻撃と中央からの攻撃をバランスよく使い分けられました。先週、延期分だった(第3節の)大津高校戦を経験し、気持ちが引き締まっていたことが大きかったように思います。リーグ戦の途中で首位に立つのではなく、他チームの陰に隠れながら最終的には一番になれればと思っていたのですが、(今回の勝利で)そうはいかなくなりました(笑)。ここからはより厳しい試合を強いられると思うので、しっかりとチャンスを決めきる力や守備力を高めていきたいです」

■明比 友宏(広島ユース)
「京都には前期の試合で勝ちはしたものの、攻め込まれる時間も長く、強いチームというイメージを持っていました。自分はその試合で点が取れなかったので、今日こそは絶対に自分のゴールでチームを勝利に導こうと思っていました。前半はボールを回される時間が長かったのですが、後半から運動量を増やしてゴールを狙ったことが得点につながりました。WEST首位に立ちましたが、変に意識することなく、次節以降も目の前の試合を一つ一つ戦っていきたいです」

■森岡 隆三監督(京都U-18)
「チャンスがあれば勝利を狙っていましたが、広島はリーグ上位の相手。玉砕覚悟で戦うのではなく、選手たちには「今日は勝点1以上を獲得することがミッション」と伝え、守備から試合に入りました。前線から奪いにいっても、(相手は)簡単にはボールを失わないので、しっかりとブロックをつくって守ろうと考えていました、試合の入り方は悪くなかったと思います。30分くらいまでは狙いどおりにボールを奪ってからチャンスをつくりましたが、それ以降は守備の負担によって精神面と体力面が消耗し、押し込まれてしまいました」

■麻田 将吾(京都U-18)
「序盤は、スムーズに入ることができました。狙いどおりの守備ができ、チャンスもつくれたと思うのですが、後半は最終ラインが下がりすぎて、相手に自由にボールを持たれました。失点してから、ようやく前に出ていく気持ちが生まれ始めて、ボールを奪う回数と攻撃の場面も増えたのですが、結果に結びつきませんでした。勝ち星を増やすためには、何か変えなければいけません。ゴールを決め切る力を身につけるのはもちろん、まずはチームとして戦う意識、みんなで物事を共有するところから変えていきたいです」

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