明治安田生命J1リーグは17日に2ndステージ 第4節の全9試合が行なわれ、浦和と大宮のさいたまダービーは2-2の引き分けに、広島も首位の横浜FMと2-2のドローに終わったほか、今節は6試合が引き分けに終わっている。
5連勝中の浦和が、大宮をホームに迎えてのさいたまダービーは、53,951人の大観衆が駆けつけた。開始直後に槙野 智章と河本 裕之が交錯するなど、立ち上がりから激しい展開となった一戦は37分、柏木 陽介が直接FKを叩きこんで浦和が先制する。しかし前半終了間際、右CKから江坂 任にヘッドで押し込まれて同点を許してしまう。それでも59分に関根 貴大のクロスを武藤 雄樹が頭で合わせて勝ち越したが、68分にマテウスにミドルを決められ再び同点とされてしまう。その後両チームともにゴールを奪えず。2-2の引き分けに終わり浦和は連勝が5でストップ。一方の大宮は2ndステージ無敗を継続している。
広島は首位の横浜FMと対戦。浅野 拓磨のラストゲームということもあり、序盤から気迫のこもったプレーでチャンスを伺ったが、31分にセットプレーから先制点を許してしまう。それでも終盤の81分に皆川 佑介のヘッドが炸裂すると、その2分後には途中出場の佐藤 寿人が左足で決めて逆転する。しかし88分、伊藤 翔にヘッドを押し込まれて同点に。2-2で引き分けて浅野の最終戦を白星で飾れず10位に陥落している。
横浜FMと共に首位に立つ川崎Fはアウェイで磐田と対戦。53分にジェイに先制点を決められたが、64分に小林 悠の4試合連続となるゴールで追いついて1-1の引き分けで終了。総得点で横浜FMを下回り順位を2位に下げた。
甲府vs鹿島は打ち合いに。鹿島は開始3分に稲垣 祥に先制点を決められてしまうが、その3分後に杉本 太郎のゴールですぐさま追いつくと、27分には遠藤 康のFKが決まって逆転に成功する。ところが後半に入って50分に追い付かれると、69分には新加入のドゥドゥに勝ち越し点を許してしまう。それでも諦めない鹿島はその2分後に、中村 充孝のゴールで同点に。互いに譲らぬシーソーゲームは3-3の引き分けに終わっている。
柏は、58分の伊東 純也のゴールが決勝点となり1-0とFC東京に完封勝利。一方のFC東京は連敗を喫している。仙台は1-1で迎えた66分、奥埜 博亮が勝ち越しゴールを決めて2-1と新潟を下して1stステージからの連敗を4でストップした。神戸は、渡邉 千真とレアンドロのゴールで湘南に2-0で勝利。6位に浮上した。
G大阪vs福岡と鳥栖vs名古屋は共にスコアレスドローに終わっている。
■試合データ
甲府vs鹿島
神戸vs湘南
磐田vs川崎F
浦和vs大宮
FC東京vs柏
新潟vs仙台
G大阪vs福岡
広島vs横浜FM
鳥栖vs名古屋