『Jリーグ×AEON presents ジェフユナイテッド千葉 レジェンド リトバルスキー スペシャルトークショー』が11日、イオンモール幕張新都心にて開催されました。
このトークショーは明日12日に開催される『ジェフユナイテッド千葉設立25周年記念スタートトゥデイ(ZOZOTOWN)Presentsレジェンドマッチ』に先駆けて行われたもので、同試合に出場するために来日したピエール・リトバルスキーさんが、会場となるフクダ電子アリーナへの来場を呼び掛けました。
1993年に初めて来日したリトバルスキーさんは、千葉(当時市原)の黎明期を支えたクラブのレジェンドのひとりで、切れ味鋭いドリブルや正確なFKで多くのファンを魅了しました。現在はドイツ・ブンデスリーガに所属するヴォルフスブルクのスカウト部門を担当。Jリーグのプレーにも目を光らせており、「Jリーグの成長を強く感じている」と話しました。
トークショーでは来日当時のエピソードも披露。「(ゼネラルマネージャーを務めていた)奥寺(康彦)さんから電話があって、はじめは日本のことを知らないから断ったけど、あまりにも熱心だったから、じゃあ、5か月だけ契約しようと。その時に奥寺さんから絶対に日本のことが好きになると言われて、実際に来日したら3週間で好きになっていました(笑)」と、当時の思い出を笑顔で振り返りました。
また西ドイツ代表としてワールドカップ優勝経験もあるリトバルスキーさんは、その経験をもとに、日本の子供たちに向けて以下のようなメッセージも送っています。
「サッカーに限らず、いろんなことを楽しんでください。楽しまないと成功はありません。人生は山あり谷ありです。大事なのは進みたい道を信じて突き進むことです」
トークショーの最後にはプレゼント抽選会が実施され、目玉商品となったサイン入り25周年記念デザインのユニフォームに当選したのは、長年リトバルスキーさんのファンだという男性。この男性が初めてJリーグの試合を見に行ったのが、リトバルスキーさんがコーナーキックを直接ゴールに決めた厚別での試合だったそう。またサイン入りポストカードに当選した別の男性は、開幕当初にリトバルスキーさんが着用していた背番号10番のレプリカユニフォームを身にまとって来場しており、そのユニフォームに23年越しに本人からサインを入れてもらうなど、抽選会は大いに盛り上がりました。
東京ヴェルディのOBチームと対戦するレジェンドマッチに向けてリトバルスキーさんは、「当時のヴェルディには素晴らしい選手がたくさんいて、ドイツでいうバイエルンのような存在だった。でも僕たちは勝ったけどね(笑)」と、当時の試合を振り返りながら、明日の試合での活躍を誓いました。
リトバルスキーさんのほかにも、多くのOBが参戦するレジェンドマッチは、6月12日13時30分キックオフ(20分ハーフ)。なお同試合は明治安田生命J2リーグ 第18節 ジェフユナイテッド千葉vs東京ヴェルディ(16時キックオフ)のエキシビションマッチとして開催されます。
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