■宇佐美 貴史（ガンバ大阪）
――突然の途中出場となったが？
「気持ちはありましたけど、体の準備はまだできていなかったので、前半の残り時間で意図的に上げながら、後半への準備も含めてという感じでプレーしました」
――久々のゴールだが？
「入る時はああいうものというか、リラックスして、コースを狙えたという感じだったので、ああいうのがしっかりできるようにしたい」
――チーム全体の出来は？
「前半から見ていても、あまりやられる相手ではないなと思っていましたので、2失点はちょっと悔やまれるかなと思います」
――守備でもいいプレーがあったが？
「ああいうところはガンバでも求められていますし、しっかりああいう守備ができるようになってきているので、それが必然的に代表でも出たかなと思います。
――PKの場面で監督は宇佐美選手を指名していたが？
「僕が蹴れ、蹴れと言われていましたけど、ああいう時間帯に拓磨が取ったPKでしたし、ああいうスコアで、僕が蹴ることはないと思っていたので、頑なに僕は蹴らずに。いっちゃうと僕が蹴る流れになっちゃうと思ったので、頑なに行かずに拓磨に蹴らせました。中でも拓磨が行けという声が出ていましたし、途中から拓磨がいくという感じになったので」
――監督からそのことについて何か言われた？
「言われていないです。結果的に外していたら、言われていたと思いますけど」
■遠藤 航（浦和レッズ）
「途中から出て、守備でどう貢献するのかというところで、相手もけっこう間延びしていた感じだったので、前にいくべきか、後ろの選手を見るべきなのかちょっとあいまいになってしまったシーンがありました。監督は前にいけと言っていましたが、相手が中盤に人数をかけてきていたので、そこでどうなのかとか。いいところもありましたけど、もうちょっと球際でシンプルに自分の良さを出さないといけなかった」
――失点シーンのプレーについては？
「シンプルにもっと寄せないとダメだし、最後滑るか、切り返しもあるというところで悩んでしまった部分もありますが、最後はいききらないとダメだと思います」
――決められてしまうのが欧州のチーム？
「カウンターは相手の武器だったので。前半は自分たちのリズムでボールを動かしながら、攻撃で良さを出せていたので相手のカウンターは全然目立ちませんでしたけど、ちょっとオープン気味になった時にしっかり守りきらないとダメだなと思います。自分もカバーするところまではよかったと思いますけど」
■柏木 陽介（浦和レッズ）
「満足していないですね。後半、いろいろメンバーが代わってから守備もうまくはまらなかったし、そこから自分の良さを出しきれずに終わった印象があります。前半は非常によかったと思います。サイドと中を使い分けながらプレーできたけど、守備のところでもっと強さを出していかないといけない感じはあります、見ている人がどう思うかはわかりませんが」
――岡崎選手へのアシストは？
「落ち着いてできたというのと、そこで前を向けたらその瞬間動き出してくれるというのはわかっていたから、それがドンピシャで合ったかなと思います。いいボールを出せたし、オカちゃんもいい動きをしてくれたから。あれはずっと狙っていたし、それがゴールにつながったのは自分の中ですごくポジティブ」
――アシストの場面を詳しく。
「真司からもらった時、真司と宏樹にリターンパスを出そうかなと思ったけど、真司と宏樹の動きがかぶったからやめて、相手が後ろからきているのがわかったから、前を向けたらと。中はいい状態かなと思ったし。ラインはバラバラになるのはスカウティングで見ていたから。自分のアシストがつくのはよかったです」
――2点目も長友選手へのサイドへのパスから生まれたが？
「佑都へのパスももうちょっと前でもよかったかなというのもあるし、ああいう展開をもっと出していければというのはありました。あのプレーが点につながったことはよかったと思いますけど」
――守備の部分は？
「後半、ボールの失い方が悪かったりしたし、相手が後ろからきているのが見えていなかったシーンもあったし、特に宏樹に出すパスも、もうちょっと前なら通ったんじゃないかなという場面もありました。右ばかり見ていたけど、体を開いて左サイドの選手を使うこともできたんじゃないかというところもあって、いろんなところを反省して、向上していかないといけない」
