明治安田生命J1リーグは16日に1stステージ 第7節の5試合が行われ、川崎FがFC東京との“多摩川クラシコ”を4-2で制して首位を堅持。その一方で、九州地方での地震の影響で、福岡vs名古屋、鳥栖vs神戸の2試合が中止となった。
敵地・味スタでFC東京と対戦した首位の川崎Fは、開始早々の4分にネイサン バーンズにゴールを奪われるも、11分には大久保 嘉人が抜け出して同点弾をマーク。56分には前田 遼一にゴールを許し再びリードを許すも、ここから攻撃が爆発。77分に大久保 嘉人のPKで追い付くと、81分には小林 悠、さらにアディショナルタイムにはエウシーニョのゴールも飛び出し、4-2と逆転勝利を収めた。
一方、2位の鹿島も安定感抜群の試合運びをみせ、金崎 夢生、土居 聖真のゴールなどで湘南に3-0と圧勝。勝点を16とし、勝点1差で川崎Fを追走している。
また、仙台を迎えた浦和は後半に攻撃陣が躍動し、53分に李 忠成のゴールで先制すると、直後に追い付かれるも、74分に興梠 慎三、76分には武藤 雄樹が決めて3-1とリード。“KLM”トリオの活躍で快勝し、得失点差で3位につけている。
アウェイで磐田と対戦した横浜FMは、前半だけでファビオ、中澤 佑二、カイケ、齋藤 学にゴールが生まれ、4-1とリード。終盤には喜田 拓也のロングシュートでダメを押し、5-1と大勝を収めた。
このほか、大宮は前半に家長 昭博のゴールで先制するも、75分にチュカのゴールで追いつかれ、甲府と1-1で引き分けている。