高校年代の日本一を決める高円宮杯U-18サッカーリーグ2016 プレミアリーグが開幕し、9日と10日の2日間にわたって東京と大阪で試合が行われました。
同リーグは、Jリーグクラブのユースチームと高校サッカー部がそれぞれ地域ごとにEASTとWESTに分かれ、年間を通じてリーグ戦を戦います。
開幕戦の結果は下記の通りです。
■EAST(会場:味の素スタジアム 西競技場・アミノバイタルフィールド)
市立船橋高校 4-0 アルビレックス新潟U-18
FC東京U-18 0-1 清水エスパルスユース
大宮アルディージャユース 0-2 鹿島アントラーズユース
流通経済大学付属柏高校 0-3 青森山田高校
柏レイソルU-18 1-1 横浜F・マリノスユース
■WEST(会場:ヤンマースタジアム長居・万博記念競技場)
セレッソ大阪U-18 3-2 大分トリニータU-18
ヴィッセル神戸U-18 1-3 東福岡高校
ガンバ大阪ユース 2-0 大津高校
京都サンガF.C.U-18 0-1 サンフレッチェ広島F.Cユース
神戸弘陵学園高校 3-0 名古屋グランパスU18
開幕戦を終えて、前年度優勝の鹿島ユースと準優勝のG大阪ユースの選手・監督がコメントを発表しています。
■熊谷 浩二監督(鹿島ユース)
「大宮という強豪を相手に正直、『相当厳しいんじゃないか』と思っていたので、とにかく勝つことができてよかったです。リードした後の試合運びにはまだ課題が山積みですが、相手に決定機を与えず、最後まで集中を切らさなかった点は次節以降につながるはずだと思います」
■井村 瞭介(鹿島ユース)
「今日の試合を迎えるにあたって、自分たちは決してチャンピオンではなくチャレンジャーだということを意識して臨みました。地に足をつけていたからこそ、結果を残すことができたのだと思います。大宮という強豪相手に無失点で試合を終わらせられたことも、自信になると感じています」
■宮本 恒靖監督(G大阪ユース)
「選手たちは、立ち上がりの得点で落ち着いて試合に入りましたが、それ以降は思うような試合運びができませんでした。自分たちは開幕戦に向けて1週間、守備の準備を進めてきました。しっかりと対策ができていたと思いますし、90分間安定したパフォーマンスを発揮できたと思います」
■食野 亮太郎(G大阪ユース)
「今年のチームは昨年、スタメンを張った選手やベンチ入りを経験した選手がほとんどいません。試合前はみんな自信を持てず、前日はとても緊張しました。最初のボールタッチで良いプレーができたことで波に乗ることができ、ゴールも奪うことができたので、今日の試合はとても満足しています」