明治安田生命J1リーグは10日、 1stステージ第6節の9試合が行われ、川崎Fが鳥栖に1-0で勝利し首位に浮上、鹿島は広島を4-1で下している。
前節浦和に首位の座を譲った川崎Fがホームに鳥栖を迎えた一戦は、最後に劇的なドラマが待っていた。0-0で迎えた後半アディショナルタイム4分、小林 悠のクロスに大久保 嘉人が頭で合わせて値千金の決勝点をマーク。ラストワンプレーをモノにした川崎Fが鳥栖を下し首位に返り咲いている。
その川崎Fと前節引き分けた鹿島は広島と対戦。8分の土居 聖真の先制点を皮切りに、柴崎 岳、カイオの2ゴールなど大量4得点を奪って広島に快勝。2位に浮上している。
前節首位に立った浦和と3連勝中の横浜FMの一戦は、両チーム最後まで得点を奪うことが出来ずスコアレスドローに。浦和は3位に陥落している。
豊田スタジアムに乗り込んだ大宮は、26分にシモビッチのゴールで名古屋に先制を許す展開に。しかし72分に河本 裕之が同点ゴールを挙げると79分には、泉澤 仁が貴重な勝ち越しゴールを叩きこんで名古屋に逆転勝利。新潟vs磐田も後半に逆転劇が生まれた。1点を先行された磐田は49分に、ジェイが同点弾を決めると、64分にはジェイがこの日2点目となる逆転ゴールを挙げ新潟に2-1で勝利している。
連敗中の仙台とG大阪の一戦は、早い時間帯から試合が動いた。5分の長沢 駿のゴールでG大阪が先制すると、14分には宇佐美 貴史の今季リーグ戦初ゴールが生まれる。その直後にも1点を追加し、16分までに3点のリードを奪う。27分に仙台のウイルソンに1点を返されたものの、その後仙台に追加点を許さなかったG大阪が3-1で勝利。連敗を脱出している。
甲府vs湘南は1-1で迎えた後半アディショナルタイム、クリスティアーノが立て続けに2ゴールを奪い甲府が湘南に3-1と勝利している。柏は途中出場の田中 順也のPK弾でFC東京に1-0で勝利。神戸vs福岡は0-0のスコアレスドローに終わっている。
■試合データ
横浜FMvs浦和
名古屋vs大宮
神戸vs福岡
仙台vsG大阪
甲府vs湘南
川崎Fvs鳥栖
鹿島vs広島
新潟vs磐田
柏vsFC東京