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首位・熊本は清水を迎え撃つ C大阪vs千葉は激戦必至の好カードに【プレビュー:明治安田J2 第6節】

2016年4月2日(土) 19:23

首位・熊本は清水を迎え撃つ C大阪vs千葉は激戦必至の好カードに【プレビュー:明治安田J2 第6節】

首位・熊本は清水を迎え撃つ C大阪vs千葉は激戦必至の好カードに【プレビュー:明治安田J2 第6節】
タレントを揃えるC大阪と千葉の一戦は激戦必至の好カード

前節、長崎を撃破し首位に浮上した熊本は、ホームに清水を迎える。リーグ屈指のタレント陣を誇る昨季のJ1チームに、熊本はいかなる戦いを見せるのか。ポイントとなるのは5試合・1失点の守備。この堅守が清水にも通用するようだと、強さはいよいよ本物ということになる。まだまだ本調子とは言えない清水にとっては、首位チームを叩いて浮上のきっかけを掴みたいところ。両チームにとって序盤戦の山場の一戦となりそうだ。

ハイレベルな攻防が期待できそうなのはC大阪vs千葉。金沢と引き分け首位から陥落したC大阪にとっては巻き返しの一戦に。群馬に勝ち切れなかった千葉も、浮上のためにも勝利こそが必要だ。豊富な戦力を誇る両者の対戦は、危機感も相まって激戦必至。濃密な90分間となりそうな気配だ。

首位・熊本は強豪・清水を相手に首位を守れるか
首位・熊本は強豪・清水を相手に首位を守れるか

3位の岡山は東京Vと対戦。攻撃陣が好調なだけに、ホームで戦う今節もアグレッシブな戦いを披露するだろう。一方の東京Vは前節、終了間際の失点で町田に敗戦。攻撃陣に元気がなく5試合・3得点と物足りない数字だ。高木 善朗ら主軸のさらなる奮起が求められている。

その東京Vに勝った町田は、札幌をホームに迎える。注目は好調ストライカー同士の対決。5節を終えて4得点の中島 裕希と6得点の都倉 賢。両チームの得点源のパフォーマンスが結果を左右するはずで、その意味ではそれぞれの守備陣の出来が重要になってくる。ここまでともに3失点と守備には安定感があるだけに、1点を争う好ゲームが期待できる。

最下位に沈む水戸は、群馬との「北関東ダービークラシカル」に臨む。低迷する水戸としても、3試合勝ちのない群馬としても、この隣県のライバル対決は否応にも負けられない一戦となる。昨季の対決では1勝1分で水戸に軍配が上がっている。意地とプライドがぶつかり合う白熱の攻防戦が繰り広げられそうだ。

まだ勝ち星のない金沢は、調子を上げつつある横浜FCをホームに迎える。前節はC大阪に善戦し、復調の気配を示しているだけに、金沢が今季初勝利を挙げる可能性は十分ある。一方の横浜FCは、体調不良で離脱していたミロシュ ルス監督が今節より復帰する。自身が不在の間に結果を出しているだけに、この復帰戦で指揮官の手腕が大いに試されそうだ。

町田vs札幌はストライカー対決に注目
町田vs札幌はストライカー対決に注目

長崎vs松本も好勝負が期待できる。ともに本調子とは言えないが、戦力的にはリーグ上位に位置づけられる両チーム。高木 琢也と反町 康治、経験豊富な両監督の采配も興味深い。大胆な一手を打ち込んでくる可能性もあり、緊迫感に満ちた90分間となりそうだ。

前節、松本と打ち合いを演じた山口は讃岐と対戦。J2の舞台でも攻撃力は通用しており、着実に自信を手に入れつつある。一方の讃岐は初黒星を喫したものの、依然好調を維持。上位に踏みとどまるためにも連敗は避けたいところだ。前節初勝利を挙げた徳島は、3連勝中の岐阜と対戦。ともに状態は上がっているだけに、その勢いを今節にも持ち込みたいところ。

逆に悪い流れを断ち切りたいのは、京都と山形の両チーム。京都は4引き分けののち、前節は黒星。山形も2分3敗と勝利がない。タレントはそろう両者だけに、いち早く組織を整備し、結果を手にしたい。同じく下位に沈む愛媛vs北九州もテーマは同じだろう。昨季の5位と7位のチームの対戦である。本来の力を示しさえすれば、質の高い一戦となるはずだ。

■各試合の見どころをチェック!
水戸vs群馬
町田vs札幌
金沢vs横浜FC
岡山vs東京V
長崎vs松本
熊本vs清水
徳島vs岐阜
京都vs山形
C大阪vs千葉
山口vs讃岐
愛媛vs北九州

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