24日に行われる2018FIFAワールドカップロシア アジア2次予選 アフガニスタン代表戦を前にした日本代表の選手コメントです。
■柏木 陽介(浦和)
「自分なりにいい準備はしてきたつもり。いつでもいける感じです」
――アフガニスタンの印象は?
「引いてくると思いますけど、引きながらもボールのところには来ていたイメージがあるので、背負ってもらう場合は簡単にはたきながら、自分が出たら裏に出すボールで相手を下げさせておいて、今度は足下が空いてくるような攻撃ができればいい。サイドと裏の使い分け、それはカンボジア戦と似たような感じになるのかなって思っています」
――カンボジア戦の手応えが今でも生きている感じは?
「毎回、同じプレーができるかどうかはわからないけど、代表で求められている自分の役割はわかっているつもりなので、そのプレーをしっかり出していく。最初から出ようが、途中から出ようが、僕はパスでチームを動かすことを心掛けるだけです」
――埼玉スタジアムと言えば、北朝鮮戦でプレーしたところだが?
「別に気にしていない。あの時の俺と今の俺は違うので、日本でやれる喜びを感じてやりたい」
――ペトロヴィッチ監督が結婚したことがいい影響を与えていると言っているが?
「自分では正直よくわかっていないけど、支えられて、常にいい時間にご飯が出てきて、食事のバランスも考えてもらっているので、それはすごくありがたいし、感謝しています」
■昌子 源(鹿島)
「声も自分の一つの持ち味なので、試合中にしっかり発揮したいし、いい準備をして、自分らしいプレーができればいいかなと思います」
――合流してから期間が短いが、引いてくる相手を崩すイメージは共有できている?
「引いてくる相手とは何度もやったことがあるし、あまり悪いイメージはないと思うし、僕はセンターバックなのでカウンターに気をつけたい。特に自分たちが攻めている時はセンターバックが持つ時間が長くなると思うけど、それは一つの相手の思うつぼかなと思うので、センターバックがテンポを上げて、テンポを作るのも一つの役目かなと思います。センターバックはそういう役目も求められるし、守備ではカウンターをつぶさないといけないポジションなので、なにげに大事なポジションかなと思っています。特に引いた相手は攻撃陣ばかり見られがちで、なかなか点が取れないと思われがちかもしれないけど、そういう時こそセンターバックの仕事が大事。センターバックがゆっくりボールを持ったら相手はそんなに怖くないだろうし、攻めているからといってカウンターをケアしないというわけにはいかない」
――崩す際のDFラインのやり方を監督は細かく指示する?
「いや、そうでもないです。どちらかと言うと、まだ攻撃のことを言うかな。センターバックからのサイドチェンジも有効だろうし、自分たちも守っていてわかるけど、見て、出されることほどわかりやすいものはないし、一つ広げて、突いて、横というテンポを作るのも僕らの仕事かなと思います」
■森重 真人(FC東京)
――アフガニスタン戦ではゴールも決めたが?
「そうですね、チャンスがあればゴールは常に狙っています」
――どういうプレーを見せる?
「より攻撃的にいくという感じだと思うので、そのなかで自分はパスの配給だったり、より怖いところにパスを入れていくことをどんどんやっていきたい」
――アフガニスタンは監督が変わって結果が出ているが?
「どういう風に変わったのかという映像はまだ見ていませんが、前の監督の時よりはいいチームになっているという情報はあります。ただ、日本と戦う時はだいたい引いてくるので、他の試合のスカウティング通りにくるとは限らないし、引いてくることが予想されるので、そのなかで前回のビデオを見ながら、もうちょっとこうした方がいいとか、より攻撃的なポジショニングを意識したりしたい」
――監督からどういうことを求められている?
「基本的にはサイドを使いながらゴールを目指していくのは変わらないと思いますが、ちょっとしたポジショニング、1~2メートルのポジショニングにまでこだわってやっていこうという話でした」
――縦への速さをさらに求められている?
「相手が下がっているので、ショートカウンターの数は少なくなると思いますけど、自分たちが相手陣地に押し込んで、奪われた瞬間にまた奪い返して、そこからすぐにゴールに向かうことができれば、常に相手のペナルティエリア周辺で攻撃も守備もできれば」
――久しぶりのホームだが?
「とにかく失点ゼロで勝ちたいというのが自分の思いなので、しっかりと結果を出したい」