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4連勝を目指すC大阪と熊本。横浜FCは苦境を脱せるか【プレビュー:明治安田J2 第4節】

2016年3月17日(木) 18:06

4連勝を目指すC大阪と熊本。横浜FCは苦境を脱せるか【プレビュー:明治安田J2 第4節】

4連勝を目指すC大阪と熊本。横浜FCは苦境を脱せるか【プレビュー:明治安田J2 第4節】
エースとして早くも本領を発揮している柿谷 曜一朗(C大阪)。前節は芸術的なヒール弾でチームを勝利へ導いた

開幕3連勝とスタートダッシュに成功したC大阪。その要因は3試合無失点の安定した守備にある。加えて柿谷 曜一朗が2試合連続決勝弾を叩き込むなど、エースとしての働きを果たしている点も大きい。今節はアウェイで山形と対戦する。2分1敗と今季はまだ勝ち星がないが、昨季までJ1に在籍したチームにはやはり底力が備わっている。前節2得点を奪ったディエゴが調子を上げているだけに、好調のC大阪でも一筋縄にはいかないだろう。

同じく3連勝中の熊本はアウェイで北九州と対戦。こちらも3試合無失点の守備の安定性が躍進の要因で、今季より背番号10を着ける清武 功暉の活躍も見逃せない。対する北九州は前節に岐阜に敗れて今季2敗目。不安定な戦いが続く。熊本とすればアウェイとはいえ、4連勝のチャンス。これまで通りの堅守速攻スタイルを貫きたい。

今季より熊本の背番号10を背負う清武 功暉
今季より熊本の背番号10を背負う清武 功暉

前節、長崎と引き分け連勝がストップしたものの、讃岐の頑張りも見逃せない。今節はアウェイで群馬と対戦。こちらも好スタートを切っており、とりわけ攻撃陣の充実ぶりが光る。いずれも昨季は下位に終わっただけに、この“好調バトル”を制し、上位進出の足掛かりとしたい。

2分1敗と勝ち星がない水戸は、ホームに岡山を迎える。3試合で1得点と決定力に課題を抱えているだけに、攻撃陣の奮起が望まれる。一方の岡山は、前節アディショナルタイムの失点で勝点3を逃している。その反省を今節の戦いに生かせるだろうか。連敗中の東京Vは、未勝利で20位に沈む徳島をホームに迎える。ともに状態はいいとは言えず、この試合での白星を復調への良薬としたいところだろう。

清水vs札幌は今節の好カードのひとつ。共にタレントを揃えながら、まだその実力を出し切れていない印象だが、いずれ、昇格争いをけん引するであろう両者の激突なだけに非常に興味深い。それは松本と千葉の一戦も同じ。昇格候補の直接対決で結果を出し、シーズンを優位に進めたい。

体調不良で今節はベンチ入りが難しい横浜FCのミロシュ ルス監督。チームは苦境を抜け出せるか
体調不良で今節はベンチ入りが難しい横浜FCのミロシュ ルス監督。チームは苦境を抜け出せるか

町田は、ホームに金沢を迎える。前節、J2復帰後初勝利を挙げ勢いに乗る前者に対し、後者は1分2敗で21位に沈む。対照的な状況の両者だが、その流れは今節の結果にも表れるだろうか。ともにいまひとつ波に乗れていないのが京都と長崎。その要因は失点の多さに見出せる。守備を整備し、勝ち切る試合を展開できるか。その戦略が機能したほうに、結果はついてくるだろう。

2試合・8失点と守備が崩壊し状態が心配された岐阜だったが、前節は1-0と北九州に勝利。その不安を払しょくした。今節はアウェイで愛媛と対戦。3戦3分と今季未勝利だが、昇格候補にも挙げられる実力チームだ。隙を与えてしまえば、苦戦は免れない。手堅いサッカーを演じたい。開幕3連敗と横浜FCの状況はより深刻だ。なかでも3戦無得点と攻撃陣が沈黙。ミロシュ ルス監督が体調不良で今節の山口戦では指揮を執れない。いきなりの苦境に立たされた横浜FC。彼らの反発力に注目したい。


■各試合の見どころをチェック!
山形vsC大阪
水戸vs岡山
東京Vvs徳島
横浜FCvs山口
清水vs札幌
群馬vs讃岐
松本vs千葉
町田vs金沢
京都vs長崎
愛媛vs岐阜
北九州vs熊本

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