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全国各地のホームタウンがJリーグ開幕をPR【イベントレポート】

2016年2月26日(金) 20:05

全国各地のホームタウンがJリーグ開幕をPR【イベントレポート】

全国各地のホームタウンがJリーグ開幕をPR【イベントレポート】
各都道府県のブースを視察するJリーグ村井チェアマン。「ここまで揃うと壮観ですね」と笑顔を浮かべた

明治安田生命J1リーグ開幕を翌日に控えた2月26日、東京・千代田区にある都道府県会館で、Jリーグ開幕PR装飾の展示がスタートした。

これはJリーグと都道府県東京事務所との共同PR施策として行われるもので、各都道府県事務所の展示ブースに、地元クラブのポスターやユニホームなどを装飾。サッカーを通じて、それぞれのホームタウンをPRしている。

この展示は今年で5回目で、今回はJFL、地域リーグ所属クラブのホームタウンも含めた全43都道府県が参加している。

各都道府県はそれぞれ趣向を凝らした装飾でJリーグ開幕をPR
各都道府県はそれぞれ趣向を凝らした装飾でJリーグ開幕をPR

イベントを主催する岐阜県東京事務所の今井 進さんは、「それぞれの都道府県にはJリーグを盛り上げたいという想いがあります。普段、それぞれの展示物はバラバラなんですけど、開幕に合わせたこの時期だけは、一致団結してJリーグを盛り上げましょうと。そういう想いでこの展示をやらせていただいています」と、開催趣旨を説明。またブースにはサッカーだけにかかわらず観光パンフレットなども置いてあり、「各地域の観光情報がこちらには揃っていますので、サッカー観戦と観光をセットで楽しんでいただければ」と、地域活性化への期待も込めた。

愛媛県のブースにはイメージアップキャラクターの「みきゃん」もお出迎え
愛媛県のブースにはイメージアップキャラクターの「みきゃん」もお出迎え

初日のこの日は、Jリーグの村井 満チェアマンが展示の様子を視察した。各フロアにあるそれぞれのブースを一つひとつ回り、各都道府県関係者とサッカー談議に花を咲かせた。

視察を終えた村井チェアマンは、「サッカーを題材にPRしていただけるのは非常にありがたいこと。ここまで揃うと壮観ですね。非常にカラフルだし、サッカーが各地域に根付いていることを、改めて目で見て分かる気がします」と、各都道府県のPR施策に感謝の意を示した。

佐賀県はサガン鳥栖のグッズを展示するだけでなく、嬉野温泉の手湯体験もできる
佐賀県はサガン鳥栖のグッズを展示するだけでなく、嬉野温泉の手湯体験もできる

またJリーグクラブが全国各地に広がっている状況にも触れ、「38都道府県、53クラブまで増え、日本全国どこに行ってもプロスポーツがある状況に近づいてきました。人生を楽しむこととスポーツを楽しむことが一体となって、初めて豊かなスポーツ文化になる。勝った、負けただけではなく、スポーツ文化を日本に根付かせていくというのがJリーグの大事な役割だと考えています。スポーツを楽しむという想いで、全国のスタジアムに足を運んでいただければと思います」と、全国のファン・サポーターに、メッセージを送っている。

都道府県会館の地下連絡通路にも各クラブのポスターやパンフレットなどが置かれている
都道府県会館の地下連絡通路にも各クラブのポスターやパンフレットなどが置かれている

なおこの展示は3月11日まで同施設で開催され、一般観覧は平日の8時~19時まで。地下連絡通路にもポスターなどが掲出されており、こちらは全日観覧可能となっている。

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