FUJI XEROX SUPER CUP 2016が20日、日産スタジアムで行われ、広島が3-1でG大阪を退け、今季最初のタイトルを奪取した。
試合の均衡が破られたのは、0‐0で折り返した後半序盤の51分。右サイドの塩谷 司からのクロスをニアサイドの佐藤 寿人がワンタッチで巧みに合わせて広島が先制した。
さらにその6分後の57分には、佐藤と交代でピッチに立った浅野 拓磨がPKを確実に決めて、広島がリードを2点に広げた。
対するG大阪は、68分に阿部 浩之の正確なクロスを宇佐美 貴史が頭で押し込み、反撃を開始する。
ところがこの失点直後にピッチに送り込まれた広島の新戦力、ピーター ウタカが73分に強烈なボレーシュートで試合を決める3点目を奪取して勝負あり。
森保 一監督の交代策が冴え渡った広島が2年ぶり4回目の優勝を飾った。