FIFA クラブワールドカップ ジャパン2015は20日、横浜国際総合競技場で3位決定戦が行われた。
開催国王者のサンフレッチェ広島がアジア王者の広州恒大(中国)と対戦。開始4分にセットプレーからパウリーニョにゴールを許した広島だったが、徐々に相手のプレッシャーに慣れてくると、得意のサイドアタックで応戦。佐藤 寿人や浅野 拓磨が決定的チャンスを迎えるなど、アジア王者相手に一歩も引かない戦いを演じた。
後半も広島らしい緩急をつけたサッカーでリズムをつかむと70分、茶島 雄介のCKを途中出場のドウグラスが頭で合わせて同点に。さらに83分、浅野のヘディングシュートのこぼれ球をまたしてもドウグラスが押し込んで逆転に成功。そのまま2-1で勝利を収めた。
勝った広島は前回出場した2012年大会の5位を上回り、見事に世界3位に輝いた。