FIFA クラブワールドカップ ジャパン2015は17日、横浜国際総合競技場で準決勝の1試合が行われた。
欧州王者のFCバルセロナ(スペイン)とアジア王者の広州恒大(中国)の一戦は、序盤からバルセロナがボールポゼッションで圧倒。力の差を見せつけると、39分にラキティッチのミドルのこぼれ球をスアレスが押し込んで先制点を奪った。
1-0で迎えた後半もバルセロナのペースは変わらない。50分にイニエスタとの連係から追加点を奪ったスアレスは、67分にPKを冷静に蹴り込み大会史上初となるハットトリックを達成。メッシ、ネイマールが不在のなか、このウルグアイ代表ストライカーが輝きを放ち、バルセロナが3-0で広州恒大に完勝を収めた。
この結果、20日に行われる決勝はバルセロナと南米王者のリバープレート(アルゼンチン)のカードに。敗れた広州恒大は同日に、サンフレッチェ広島と3位決定戦を争う。