J1昇格プレーオフの決勝戦が6日、ヤンマースタジアム長居で行われ、福岡がC大阪と1-1で引き分けた。引き分けの場合はリーグ戦上位チームが勝者となるレギュレーションにより福岡が来季のJ1昇格を決めた。
先制したのは、勝利が必要なC大阪。60分、関口 訓充との鮮やかなコンビネーションで福岡守備陣の隙を突いた玉田 圭司がゴールを奪って、試合の均衡を破った。
1点ビハインドとなった福岡は、試合終盤の87分、丁寧なビルドアップから左サイドを駆け上がった亀川 諒史が折り返したボールをファーサイドの中村 北斗が豪快に蹴り込み、値千金の同点ゴールを決めた。
土壇場で形勢が逆転し追い込まれたC大阪は、山下 達也、キム ジンヒョンらがパワープレーを仕掛けるもあと一歩及ばず、1-1のままタイムアップ。
終盤に粘り強さを発揮した福岡が決勝を制し、5年ぶりとなるJ1昇格を果たした。