J2・J3入れ替え戦の第2戦が6日、大分銀行ドームで行われ、町田が1-0で大分を撃破。2戦合計3-1とし、来季のJ2昇格を勝ち取った。
運命の一戦で両者の明暗を分けたのはPKだった。第1戦を1-2で落としてJ2残留には勝利が必要なホームの大分は、34分にPKを獲得。先制のチャンスを迎えるも、キッカーの高松 大樹がゴール右隅を狙ったシュートは、町田のGK髙原 寿康の鋭いセーブに弾き出されてしまう。
両チーム無得点で前半を折り返すと、迎えた58分、町田の鈴木 孝司がペナルティーエリア内で倒されてPKの判定。これを鈴木が自ら決めて町田が先制した。
終盤は大分に押し込まれる展開となるも、粘り強い守備からの鋭いカウンターで応戦。そのまま1点のリードを守り切った町田が大分を退け、4年ぶりとなるJ2復帰を果たした。一方、連敗を喫した大分は無念のJ3降格が決まった。