明治安田生命2015Jリーグチャンピオンシップ 決勝 第1戦が2日に行われ、広島が3-2でG大阪を逆転で破り、先勝した。
試合が動いたのは60分。広島守備陣の連係ミスを突いた長沢 駿が豪快に蹴り込んでホームのG大阪が先制。
1点を追う広島は、80分に柏 好文のシュートをドウグラスが頭で方向を変えて同点に追いついたものの、その直後の81分、ゴール前のこぼれ球を今野 泰幸が巧みなボレーシュートで蹴り込んでG大阪が再びリードを奪う。
ところが、試合のターニングポイントとなったのは86分。オ ジェソクが退場となりG大阪が数的不利に。ここから広島が猛攻を仕掛け、90+1分に青山 敏弘のクロスを佐々木 翔が頭で押し込み同点に追い付くと、さらに試合終了間際の90+6分、波状攻撃から柏が執念のゴールを決めて土壇場で逆転に成功。激闘の第1戦を3-2で制した。
なお、この試合のMAN OF THE MATCHには、途中出場ながら決勝点を含む2つのゴールを演出した広島の柏が選出された。
決勝第2戦は、12月5日19:30に広島のホーム、エディオンスタジアム広島で行われる。