2015年11月17日(火) 00:40
【試合前日選手コメント:日本代表】ロシアW杯 アジア2次予選 カンボジア戦 林(鳥栖)「人工芝を恐れずにやらなければいけない」
17日に行われるロシアW杯 アジア2次予選 カンボジア戦前日の日本代表の選手コメントです。
■槙野智章(浦和レッズ)
――球足が遅いように見えるが?
「人工芝ですし、ボールスピードやハネ具合は計算してやらないといけないと思いますが、ミスは起こるので、大事なのはミスした後だと思います。止めて蹴るスピード性とミスは起こることを前提に足を止めないでということは言っています」
――最後に円陣を組んで盛り上がっていたが?
「3月から始まったハリルジャパンとして、いい仕事をして、みんなで、メンバーは毎回変わる中でも監督の求めることと、その中で良い結果を出したなかでの年内最後の練習ということだったので、監督からありがとうという言葉と、明日は最高の試合をして年内を締めくくろうとみんなで話した。この合宿が始まる前、国内組で最初に集まった時も年内最後の2試合で良い結果と良い内容で終わりたいと話していたので、明日は総力戦になると思いますし、結果だけじゃなくて内容も良いものにしたいです」
――人工芝のプレーになるが?
「選手も口々に言っていましたけど、多くは高校生以来になるし、中にはヨーロッパでやっている選手もいますけど、早くグラウンドの感触をつかむこと。たくさんのサポーターの前でプレーすることで変な煽りもあるかと思いますけど、そういうのにも負けないようにやらないといけないのかなと思います」
――セットプレーを含めて攻撃の時間が長くなる?
「FKにしろ、CKにしろ、セットプレーは自分の良さだと思いますし、そういうところでゴールを増やしていかないといけない」
――その年の最後のゴールはいつも岡崎選手が決めていますが?
「槙野で終わりたいね(笑)」
■林 彰洋(鳥栖)
「最初は不慣れな感じもありましたけど、ここを成長させるところだと思うところと、急務で成長させたところと自分のストロングポイントは試合の中では出せると思うので、足りないところを本当に急速に伸ばしていければいいかなという感じですね」
――監督は競争を意識させていると言っていたが?
「選ばれた中で身長が大きいことは強く言われています。ハイボールだったりとか、相手が最終予選になればなるほどパワープレーは出てくるので、そういうところで使えるような選手が求められていると思うし、その中でチームの流れだったり、パスの流れだったりを止めないような、そういう立ち位置は求められているので、順応できればいいかなと思っています」
――監督とはフランス語で?
「喋るときはそうですね。でも、オレも忘れているので、思い出しながらというところでもありますけど」
――シンガポールと比べて気候は?
「暑さは感じますけど、相手も同じコンディションですし、早くこれに慣れることが必要なのかなと思いますけど」
――人工芝でボールが引っかかって止まってしまう怖さは?
「それはあったとしても、恐れずにやらなければいけないところですし、そのリスクをどこで負えるかが大事です。リスクを負う場所を考えながら進めていければいいなと思います。ポゼッション的にはウチが取ると思うので、リスク管理はマメにやっていきたいですし、チームに安定感をもたらせるようなコーチングやコミュニケーションを取っていければいいかなと思います」