明治安田生命J2リーグは25日、第38節の10試合が行われた。
2連敗中の首位大宮は、京都に2度のリードを許す苦しい展開。ムルジャと家長 昭博のゴールで同点としたものの逆転には至らず、2-2の引き分けで京都と勝点1を分け合った。京都はJ2リーグ最長記録となる9試合連続ドローとなった。
2位の磐田は、得点ランキング首位のジェイの2試合連続ゴールなどで熊本を2-0で撃破。勝点を72に伸ばし、大宮との勝点差を4に縮めた。熊本は今季初の4連勝を逃した。
徳島とアウェイで対戦した3位の福岡は、城後 寿の2試合連続ゴールなどで3-0の快勝を収めて今季初の4連勝。磐田との勝点差2をキープした。
対照的に4位のC大阪は讃岐と、5位の長崎は水戸と痛恨のスコアレスドロー。勝点1を積み上げるに留まり、上位陣との勝点差が開いた。
6位の千葉は0-1で岐阜に敗れて8位へ後退。岐阜は20位から17位へと上昇した。
東京Vは高木 大輔のPKによる虎の子の1点で栃木を1-0と退け、7試合ぶりの勝利。千葉と入れ替わりJ1昇格プレーオフ出場圏内の6位に浮上した。
愛媛は3-0で群馬を下し、5試合ぶりの白星を掴んで7位に順位を上げた。横浜FCと岡山の対戦は、果敢に攻め合うも共に決め手を欠いて0-0で引き分けた。
3試合連続で引き分けている21位の大分は、2-0で札幌を破って22位の栃木との勝点差を5に広げた。
第38節の残り1試合、金沢と北九州の一戦は26日に行われる。