明治安田生命J2リーグは10日、第36節の11試合が行われた。
アウェイで熊本と対戦した首位の大宮は、22分に清武 功暉に先制ゴールを許すと、後半立ち上がりにも再び清武に決められて0-2。62分には養父 雄仁に3点目を奪われ、0-3と完敗を喫した。一方2連勝の熊本は順位を11位に上げている。
2位の磐田はアウェイで水戸と対戦。19分に先制を許す苦しい展開も、終了間際の小林 祐希のゴールで追い付き1-1で引き分けた。前節3位に浮上した福岡は鈴木 惇の一撃で千葉との上位対決を制した。これで勝点を64に伸ばし、磐田との差を2ポイントに詰めている。
4位のC大阪は田中 裕介の移籍後初ゴールが決勝点となり、北九州に1-0で辛勝。こちらも磐田との勝点差は4となり、自動昇格圏内を視野に入れている。
プレーオフ出場圏内を目指す東京Vと岡山、愛媛と長崎の試合はともにドロー決着で勝点1を分け合った。
ここへきて調子を上げてきたのは札幌。金沢とのホームゲームは54分に一度は同点に追い付かれるも、77分に小野 伸二が2試合連続となるゴールをマーク。2-1で粘る金沢を退け、順位を9位に上げている。
その他、京都と岐阜の一戦はスコアレスドロー。讃岐vs横浜は1-1で引き分けた。徳島の本拠地に乗り込んだ群馬は、84分にユン ヨンスンが決勝ゴールを奪い、8月15日以来の勝利を挙げている。下位に低迷する栃木と大分の一戦は、両者譲らず1-1の引き分けに終わった。