日本代表は8日、2018FIFA ワールドカップロシア アジア2次予選兼AFCアジアカップUAE2019 予選の第4戦を戦い、シリア代表に3-0と快勝を収めた。
中立地のオマーンで試合を行った日本は、序盤から試合を優位に進めたが、なかなかゴールを奪えない。27分にはセットプレーの流れから本田 圭佑(ACミラン)が決定的なシュートを放ったものの、ボールは枠をとらえられなかった。
スコアレスで迎えた後半開始早々、長谷部 誠(アイントラハト・フランクフルト)のパスに抜け出した岡崎 慎司(レスター・シティ)がエリア内で倒されてPKを獲得。これを本田が冷静に決めて1点を先制した。
70分には左サイドを打開した香川 真司(ボルシア・ドルトムント)のクロスを岡崎が合わせて追加点。さらに終了間際には途中出場の宇佐美 貴史(ガンバ大阪)が本田のお膳立てからダメ押しの3点目を奪った。
3-0の快勝を収めた日本は、シリアを逆転しグループ首位に浮上。Jリーグ所属選手では宇佐美のほか、西川 周作(浦和)、槙野 智章(浦和)、山口 蛍(C大阪)がフル出場し、完封勝利に貢献している。