8日に行われる2018FIFAワールドカップロシア アジア2次予選 シリア戦を前にした日本代表選手のコメントです。
■柏木陽介
――ハリルジャパンで練習した感触は？
「まだ２回しか練習してないし、今日も前日練習なので何とも言えないけど、監督のやりたいサッカーはより明確に把握できたつもりです。練習は非常にハードで厳しいけど、やりがいを感じています。自分はここから代表に入って試合に出ていくことが目標だけど、とりあえず今は残っていくことが大事だと思ってやっています。この年ながら必死です」
――普段のプレーを生かせる部分と、代表のスタイルに合わせないといけない部分があると思うが？
「レッズでは遅攻と速攻の使い分けがより求められているし、つなぎの部分に入ることが多かったけど、代表ではより前でプレーしなければいけないのかなと思います。速攻という部分をずっと言われているから、落ち着かせるところも必要かなと思っていたけど、そういうわけにもいかなそうな気もするので。ただ、状況に応じて判断しなければいけないとは思っているので、簡単にボールを奪われないようにしないといけないのと、簡単にボールを動かしながらパスアンドゴーを常に繰り返していけたらなと思っています」
■西川周作
「Ｊリーグが終わってすぐここの気候だったり、情報をネットで見ましたし、明日にかける思いは非常に強いです。予選で一番重要な試合だという覚悟を持ってここに入ったので、非常にいい準備ができたと思ってます。何が何でも無失点でチームを勝利に導きたいという強い気持ちがあるので、しっかりとゴールを守っていければと思います」
――シリアは得点力のあるチームだが、意識することは？
「どんな試合でもピンチは来ると思って守ってますし、そのピンチをGKがどう守るかというところで、まずは打たせないことが大事なんですけど、打たれた時のためにいい準備をしていきたい。常に試合に入っていくことが大事ですし、自分も予選を2試合経験して、いいモチベーションで今回の代表に来ることもできましたが、まだまだチャンスを勝ち取っているというわけでもないので、1試合1試合が本当に勝負になるし、その席を取れるようにいいパフォーマンスを明日も出していきたいと思います」
――6月まで川島選手が第1GKだったが、状況が変わったなかでの代表は？
「これまでずっと代表にいろんな監督に選んでもらってきましたが、自分が連続で出ることは少なかった。出てみて初めて得られるものというか、自分が今まで気づかなかったもの気づけて、非常に充実感があります。この時間をずっとワールドカップに行くまでしっかり続けていきたいという強い気持ちがあるので、それをプレーで示すしかないですし、とにかく終わった時の結果で示したいなとは思ってます」
――チャンスをつかめている？
「僕だけでなく、そこは常に監督が言ってることでもありますし、明日の試合で席がなくなるかもしれないというのは常に監督も言っているので、危機感を持ちながらプレーすることで、より団結もできると思っています。GKがしっかりとしたプレーをして、締めるところは締めて、うまくコントロールしてやっていきたいなと思います」
2018FIFAワールドカップロシア アジア2次予選 日本代表メンバー一覧
