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【COPA COCA-COLA 2015】ファイナルラウンド「COPA CAMP」最終日レポート

2015年9月27日(日) 20:15

【COPA COCA-COLA 2015】ファイナルラウンド「COPA CAMP」最終日レポート

【COPA COCA-COLA 2015】ファイナルラウンド「COPA CAMP」最終日レポート
チーム総合部門で見事に優勝した「AC八雲」

全国各地での予選を勝ち抜いた中学生チームが集う『COPA COCA-COLA 2015ファイナル「COPA CAMP」(日本コカ・コーラ株式会社特別協賛)』は27日、静岡県裾野市で最終日を迎えた。

高原ならではのひんやりとした空気がピッチを包むなか、この日は参加選手全員が別々に組み合わされて戦う「シャッフルマッチ」がキックオフ。日頃から一緒の仲間と分かれてのプレーのためか、全体的に試合序盤は選手同士で遠慮が見られたが、徐々に息のあったコンビネーションが見て取れた。

「シャッフルマッチ」では仲間と分かれてプレー 
「シャッフルマッチ」では仲間と分かれてプレー 

この試合形式は新鮮だった模様で、参加した選手たちは「知らないメンバーとプレーできて楽しかった」「初めて合った人とも仲良くなれた。サッカーって良いスポーツだと思った」など充実した表情で話していた。この後は各所属チーム対抗のバブルサッカー大会も行われ、今年の「COPA CAMP」は全行程を終えた。

FIFAクラブワールドカップのフラッグベアラー権を手にした12人 
FIFAクラブワールドカップのフラッグベアラー権を手にした12人 

閉会式では各種表彰が行われ、チーム総合部門では、「AC八雲」(大阪エリア予選代表)が見事『COPA COCA-COLA 2015ファイナル「COPA CAMP」』優勝のトロフィーを手にした。また、光る個性を発揮して今大会を盛り上げた選手11名を「ベストロール」として表彰。サッカー解説者で今大会アンバサダーの松木安太郎さん、北澤豪さんの2人が選んだアンバサダー賞の1名を合わせた計12名の選手が、12月20日に横浜国際競技場(横浜市)で開催されるFIFAクラブワールドカップのフラッグベアラー権を手にした。

アンバサダーとして大会に参加した北澤さんが選手たちにサイン
アンバサダーとして大会に参加した北澤さんが選手たちにサイン

北澤さんは「今回は自分の個性に気づいて積極的に出せた選手が選ばれたかもしれない。選ばれなかった選手も、この大会に参加したことをきっかけに将来に活かしてほしい」と声を掛けた。参加選手の中でもひときわ小さな体格ながら、「革命児」のカテゴリーでベストロール賞を受賞した小林翔夢選手(福岡エリア予選代表:つばさアカデミア・サッカースクール/1年)は、「たくさん声を出して頑張ったので嬉しい。メッシに会いたい」と目を輝かせた。女子選手で唯一のベストロール(カテゴリー:「型破り」)に選出された髙橋日向子選手(横浜エリア予選代表:salts/3年)は「大きな舞台に行くことができて嬉しい」と話しながらも「まだ海外選手の名前もよくわからないけど」とはにかんだ。アンバサダー賞を受賞した阿部亮太郎選手(AC八雲/3年)は「中学生活最後の大きなチャンス。胸を張って臨んできたい」と今冬の檜舞台を見据えた。

ベストロール選手に記念品のネーム入りコカ・コーラボトルを渡す松木さん
ベストロール選手に記念品のネーム入りコカ・コーラボトルを渡す松木さん

8月上旬から全国各地で開催された「COPA COCA-COLA 2015」が幕を閉じた。サッカーを通じた活動的/健康的な生活の実現を提唱している大会として、この「COPA CAMP」では1人の離脱者もなく、選手全員が健康的にプレーできたのは大きな成果だ。また、参加した選手、保護者、大会関係者の誰もがサッカーを心から楽しみ、笑顔あふれる大会だったのが印象的だった。小学生年代に比べて試合の勝敗にこだわりがちが中学生年代のサッカーにおいて、誰もがエンジョイでき、サッカー経験も、性別も関係なく、純粋に楽しめる大会はきわめて少ない。来夏、このCOPA COCA-COLAで、また全国の中学生の弾ける笑顔に会えることが今から楽しみだ。

大会の詳細はCOPA COCA-COLA 2015公式サイトへ。

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