20日に明治安田生命J2リーグ 第32節の11試合が行われ、首位の大宮と3位のC大阪の上位対決は、エジミウソンの今季初ゴールなどでC大阪が2-1で競り勝ち、4連勝を飾った。大宮はムルジャのゴールで一度は同点とするも、オウンゴールを献上して今季初の連敗となった。
磐田と愛媛の対戦は、互いに得点チャンスを作るも両チーム守備陣の奮闘もあり、スコアレスドロー。磐田は勝点1を積み上げるに止まり、3連勝ならず。愛媛は8戦無敗(5勝3分)となった。
4試合連続ドロー中の長崎は、東京Vとアウェイで対戦し、古部 健太のゴールを守り切り、1-0で競り勝った。12本のCKを得た東京Vは、最後まで長崎の堅い守りを崩すことができなかった。
福岡と札幌の一戦は、内村 圭宏の2試合連続得点で札幌が先制。しかし、福岡は後半立ち上がりに中原 貴之のゴールで同点とすると、後半アディショナルタイムに末吉 隼也が逆転ゴールを決め、2-1で劇的勝利を飾った。
ここ5戦無敗(2勝3分)の千葉は、前半に森本 貴幸の2試合連続ゴールで先制するも、後半に北九州に3失点を喫して1-3で逆転負け。北九州は同点で迎えた87分からの2分間で小松 塁と渡 大生がゴールを奪い、3試合ぶりの勝点3を掴んだ。
監督交代で中田 仁司監督の初戦を迎えた横浜FCは、大久保 哲哉と黒津 勝のツートップの得点で金沢を2-1と退け、連敗を8でストップ。金沢は清原 翔平が1点を返すも及ばず、13試合未勝利となった。
熊本と京都の対戦は、熊本のGKシュミット ダニエルが好セーブを連発してゴールを死守。互いに最後までゴールが生まれず、スコアレスドローに終わった。京都は3試合連続ドローとなった。
36分に伊藤 大介のゴールで先制した岡山は、そのわずか1分後に矢島 慎也が追加点。後半にも1点を加え、3-0で群馬に完勝を収めた。群馬は3連敗を喫した。
共に3試合ぶりの勝利がかかる讃岐vs徳島の一戦は、試合終盤の87分に冨田 大介が鮮やかなヘディングシュートを決めて徳島が1-0で讃岐を振り切った。讃岐は3試合連続となる無得点に終わった
栃木と水戸の一戦は、前節首位の大宮を撃破して勢いに乗る水戸が2点をリード。しかし、ホームの栃木が2点差を追い付く意地を見せて、2-2のドローで勝点1を分け合った。
3連勝中の岐阜と4連敗中の大分という対照的な両者の戦いは、大分が兵働 昭弘のゴールを皮切りに得点を重ねて3-0で快勝。6試合ぶりの白星を挙げた。敗れた岐阜は、最下位の大分との勝点差が3に縮まった。