福島ユナイテッドFCは10日、GK山本 海人が2024シーズン限りで現役を引退することを発表しました。
山本は2004年に清水エスパルスに加入し、その後にヴィッセル神戸、ジェフユナイテッド千葉、横浜FC、ロアッソ熊本でのプレーを経て、2021年より福島に在籍していました。
21年間の現役生活では、J1リーグ通算118試合、J2リーグ通算27試合、J3リーグ通算129試合に出場しました。
クラブを通じて山本は次のようにコメントしています。
「2024シーズンをもって、現役から退く決断をいたしました。人生の半分以上である21年間、プロサッカー選手としてプレーできたことを、とてもうれしく思います。充実した楽しい時間でした。尊敬する両親と兄、愛する妻と息子は、私にとって大きな支えでした。幼い時からサッカー小僧で迷惑ばかりかけていたので、これからはゆっくり恩返しをしていきたいと思います。
また、お世話になったクラブ、指導者、仲間、ファン、サポーターのみなさまには、感謝の気持ちでいっぱいです。サッカーを通して、貴重な経験と多くの思い出ができました。本当にありがとうございました。自分自身がここまで成長できたのは、多くの方々の助けや期待があったからこそだと思っています。これからもサッカー人として、何かしらの形で貢献していけたらと思いますので、今後ともよろしくお願いします。
6回の手術や準優勝ばかりの現役生活でしたが、常にサッカーに愛情を注ぎ、全力で取り組むことができました。うれしかったことも悔しかったことも、全てが私の財産です。長い間、本当にお世話になりました。またいつの日か笑顔でお会いしましょう」