松本山雅FCは5日、DF橋内 優也が2024シーズン限りで現役を引退することを発表しました。また今季より松本のアカデミーロールモデルコーチに就任することも併せて発表しています。
橋内は2006年に東海大第五高よりサンフレッチェ広島に加入。その後、ガイナーレ鳥取、徳島ヴォルティスを経て、2017年より松本に在籍していました。
19年に渡る現役生活では、J1リーグ通算52試合・2得点、J2リーグ通算224試合・8得点、J3リーグ通算44試合・0得点を記録しました。
クラブを通じて橋内は次のようにコメントしています。
「昨シーズン限りで現役引退する事にしました。クラブからは契約延長のオファーもいただいていたのでこの決断に至るまでに相当悩みました。なぜなら12月7日までは、僕自身はプレー出来るし、まだチームの力になれると思っていたからです。ただ、松本山雅FCをJ2に戻したいと覚悟を持ってプレーしてきて、僕が最後ピッチに立ちながら目標を目前で逃してしまった。そのことが、『皆さんの期待に応えられなかった』と僕自身が納得いかず、もう山雅で選手としてプレーするべきではないという思いが強くなり、これからの山雅でプレーする選手たちに思いを託そうと引退を決断しました。
サッカーが下手くそで怪我の多かった僕が、現役を19年も続けてこられたのはサンフレッチェ広島、ガイナーレ鳥取、徳島ヴォルティス、松本山雅FCと素晴らしいクラブで共に闘いプレーしたチームメイト、コーチングスタッフ、メディカルスタッフ、クラブ関係者、応援してくださったファン、サポーター全ての皆様のサポートがあったおかげです。本当に本当に感謝しています。松本山雅FCで指導者としてセカンドキャリアをスタートします。僕が大事にしてきた『謙虚な心』『感謝の気持ち』『向上心』を大事にして松本山雅での監督を目指して頑張っていきたいと思いますので陰ながら応援していただけると幸いです。最後に19年間ありがとうございました!」