日本代表は8日、イランのテヘランで2018FIFA ワールドカップロシア アジア2次予選兼AFCアジアカップUAE2019 予選のアフガニスタン戦を戦い、6-0で勝利を収めました。以下、試合後のヴァイッド ハリルホジッチ監督のコメントです。
■ヴァイッド ハリルホジッチ監督
「素晴らしい勝利だった。6点取るのは簡単ではない。アフガニスタンはもう少し高い位置からくるかと思ったが、守備を選んだ。選手にはブラボーと伝えた。我々はこれを続けるだけだ」
――ワンタッチで崩すパス回しやサイド攻撃で得点を重ねることができたが、次のシリア戦に向けてどのような変化や成長を狙うのか？
「オフェンス面でいろいろな発展を試みている。今日は何回ビッグチャンスを作ったかわからないが、それをさらに向上させないといけない。美しいゴールも、素晴らしいアクションもいくつかあった。とくに岡崎（慎司）のゴールは理想的な形だった。おかしいと思われるような交代もして、かなりオフェンシブに働きかけた。原口（元気）を右サイドバックにしたのは、もっと点が欲しかったからだ。6点を取ったのは悪くはないが、次のシリアはより厳しい相手なのでしっかり準備しないといけない。これから選手たちはクラブに帰るので（代表での）トレーニングの時間はないが、オマーンでは3日くらいトレーニングできる時間を作って有効に使いたい」
――選手やファンを見て、アフガニスタンのサッカーの未来をどう見るか？
「非常に素晴らしく、戦う意識を持ったチームだと思った。クオリティは高かったが、今日はもう少し攻撃をしてくれたほうがよかった。国内情勢も踏まえて難しい状況もあると思うが、フットボールに関してはしっかり向上してほしいと思う。アフガニスタンのサポーターも、最後までチームを応援していた」
――就任半年になるが、ここまでの日本は順調に成長しているか、それとも予想外だったところはあるか？
「このチームはまだ向上の余地がかなりあると思う。最近の対戦相手は、いずれも引いて守るチームだったので判断が難しかった。次はシリアだが、彼らは過去に日本を倒している。そして日本がどのようなレベルにあるのか考慮する必要がある。我々は発展のためにトレーニングを続けるが、それは今日よりもさらに高いレベルに行けると信じているからだ。今後はさらにクオリティの高い相手と戦うことになるので、それに向けた準備が必要となる」
