明治安田J3リーグは24日に今季の最終節が行われた。
引き分け以上でプレーオフ出場が決まる福島は、アウェイで岩手と対戦。開始3分に塩浜 遼のゴールで先手を奪うと、32分に城定 幹大が追加点をマーク。さらに73分に再び塩浜が決めて、リードを3点に広げた。82分に1点を返されるも86分に矢島 輝一がダメを押し、4-1と快勝を収めた。福島は3連勝で勝点を59に伸ばし、5位でプレーオフ出場を決めた。
逆転でのプレーオフ出場を狙った北九州は2-2で迎えた90+4分に乾 貴哉が値千金の決勝ゴールをマーク。3-2と勝利を収めたが、一歩及ばず7位でシーズンを終えた。
すでに3位を確定させている富山は、安光 将作と碓井 聖生のゴールで2-1と勝利。敗れた大宮は18試合ぶりの黒星で、シーズン最終戦を白星で飾れなかった。 松本はスコアレスで迎えた90+2分に安永 玲央が決勝ゴールをマークし、1-0で勝利。5連勝を達成し、4位の座を守っている。
アウェイで八戸と対戦したFC大阪は、35分に芳賀 日陽のゴールで先制しながら、65分に追いつかれ、1-1で引き分けた。FC大阪は福島にかわされ、6位に転落。この結果、J2昇格プレーオフの準決勝のカードは富山vsFC大阪、松本vs福島に決定した。
ホームで宮崎と対戦した今治は76分に生まれた市原 亮太のゴールが決勝点となり、1-0で勝利。19ゴールで得点ランクのトップに立っていたマルクス ヴィニシウスにゴールは生まれなかった。
アウェイで琉球と対戦した岐阜は53分に藤岡 浩介のゴールで先制すると、その4分後にも再び藤岡が決めて、2-0で勝利。2点を加えた藤岡は今季の得点数を19に伸ばし、マルクス ヴィニシウスと並んでJ3得点王に輝いた。
ホームで鳥取と対戦した相模原は終了間際の90+3分に伊藤 恵亮が決勝ゴールをマークし、1-0で勝利。讃岐は丹羽 詩温のゴールなどで、2-0と長野を撃破した。金沢は終了間際の畑尾 大翔の決勝弾で、1-0と奈良を下している。
■試合データ
八戸vsFC大阪
岩手vs福島
大宮vs富山
YS横浜vs北九州
相模原vs鳥取
長野vs讃岐
金沢vs奈良
沼津vs松本
今治vs宮崎
琉球vs岐阜