明治安田J2リーグは27日に第36節の8試合が行われ、清水がJ1昇格を決めた一方、栃木と鹿児島のJ3降格が確定した。
勝てば昇格が決まる清水は、アウェイで栃木と対戦。試合は栃木に押し込まれる展開となったが、スコアレスで迎えた50分に住吉 ジェラニレショーンが先制ゴールをマーク。その後に退場者を出し数的不利に陥るも虎の子の1点を守り抜き、1-0で勝利した。勝点を76に伸ばした清水は2試合を残して、2022年以来となるJ1復帰を決めている。一方、敗れた栃木は2017年以来のJ3降格となった。
清水と同じく勝てば昇格が決まる横浜FCはホームに岡山を迎えた。しかし前半のうちに2点を奪われると、後半にも一美 和成と田上 大地に決められて4点のビハインドを負った。その後に山根 永遠とカプリーニのゴールで2点を返したものの、2-4で敗戦。2連敗で昇格を決められず、順位も清水にかわされ2位に転落した。
ホームに鹿児島を迎えた長崎は、14分の名倉 巧の先制点で勢いに乗ると、43分と57分にマテウス ジェズスが2点を追加。61分に1点を返されたが81分に増山 朝陽がダメを押し、4-1と快勝を収めた。3連勝を達成した長崎は自動昇格の可能性を残した一方、敗れた鹿児島は1年でJ3に戻ることとなった。
アウェイで愛媛と対戦した仙台は、中山 仁斗とエロンのゴールで2-0と勝利を収め、プレーオフ出場圏内の6位をキープした。ホームに熊本を迎えた山形は10分に生まれた城和 隼颯のゴールを守り抜き、1-0で7連勝を達成した。
山口は若月 大和と小林 成豪のゴールで、2-0と甲府に勝利。徳島は鹿沼 直生とブラウン ノア 賢信にゴールが生まれ、2-0で群馬を撃破した。
秋田の本拠地に乗り込んだ大分は、30分に鮎川 峻が先制点を奪うと、35分にデルランが追加点をマーク。2-0と快勝を収め、残留を決めている。
■試合データ
長崎vs鹿児島
秋田vs大分
山形vs熊本
栃木vs清水
群馬vs徳島
横浜FCvs岡山
山口vs甲府
愛媛vs仙台