日本は3勝1分で首位キープ！多くのチャンスを作るもオーストラリアとドロー【サマリー：FIFAワールドカップ26 アジア最終予選 日本vsオーストラリア】

FIFAワールドカップ26アジア最終予選の第4節が15日に埼玉スタジアム２００２で行われ、日本はオーストラリアと1-1で引き分けた。

ホームにオーストラリアを迎えた日本は、前節のサウジアラビア戦から3-4-2-1の布陣を踏襲し、スタメンは2人変更。遠藤 航と鎌田 大地が外れ、田中 碧と久保 建英が先発に名を連ねた。

試合は立ち上がりから日本がボールを保持する展開となったものの、5バックの布陣を敷くオーストラリアの守備ブロックをなかなかこじ開けることができない。両サイドを起点に攻略の糸口を探ったが決定機を生み出せず、数多く得たCKのチャンスも生かし切れなかった。

スコアレスのまま折り返した後半も日本が押し気味に進めたが、58分に左サイドからクロスを入れられると、これを谷口 彰悟がクリアミスし、オウンゴールで先制点を献上してしまった。

1点を追いかける展開となった日本は62分に堂安 律に代えて伊東 純也を投入。さらに70分には鎌田 大地と中村 敬斗を送り込んだ。攻撃の圧力を強めた日本は76分、左サイドを攻略した中村のクロスが相手のオウンゴールを誘発し、同点に追いつくことに成功した。

その後も日本は伊東と中村の両サイドを起点に素早い攻撃で相手ゴールに迫ると、83分にはサウジアラビア戦でゴールを決めた小川 航基を投入。しかしチャンスを作りながらも決定打は生まれず、1-1のままタイムアップの笛を聞いた。

ホームで勝ち切れなかった日本は4連勝こそならなかったものの、3勝1分でグループCの首位を守っている。

■試合データ
日本vsオーストラリア