第1戦で大敗した札幌と町田はホームで大逆転を狙う。川崎Ｆと広島は1点のリードを守り切れるか【プレビュー：ルヴァンカップ 準々決勝 第2戦】

ＪリーグYBCルヴァンカップは8日に準々決勝の第2戦が行われる。

第1戦で1-6と大敗を喫した札幌は、ホームに横浜FMを迎える。大量得点が求められる試合となるだけに、立ち上がりから攻撃姿勢を示すだろう。アマドゥ バカヨコらFW陣に結果が求められる。対する横浜FMは4点差以内の敗戦でも勝ち上がりが決まる状況ながら、攻撃的なチームなだけに普段と同様の戦いを見せるだろう。第1戦で温存されたアンデルソン ロペス、エウベルらが試合を決定づけるゴールを決められるか。

札幌と同様に第1戦で0-5と大敗した町田はホームで新潟に逆転勝利を目指す。5点のビハインドをどう跳ね返していくか。得点源の藤尾 翔太を出場停止で欠くなか、エリキ、ナ サンホら攻撃陣が立ち上がりから果敢にゴールに迫っていくはずだ。新潟とすれば5点のリードを確実に守り抜くことがテーマとなる。持ち前のポゼッションでボールを動かしながら、前がかりな相手の裏を突き、さらに得点を重ねていきたい。第1戦で4ゴールを決めた長倉 幹樹が再びカギを握るだろう。

甲府はホームに川崎Ｆを迎える。第1戦では27分に失った1点を取り返せず、0-1で敗れている。もっとも1点差であれば十分に逆転は可能だ。ホームの後押しを受け、逆転での下剋上を狙う。対する川崎Ｆは1点リードの優位な状況ながら、攻撃スタイルを貫き、さらなる得点を狙っていくはずだ。第1戦で貴重な決勝点を挙げた遠野 大弥はもちろん、昨季まで所属した古巣との対戦となる三浦 颯太も高いモチベーションでこの試合に臨むはずだ。

アウェイで1-0と先勝した広島は、ホームで名古屋と対戦する。優位な状況に立ってはいるものの、1点差では何が起こるか分からない。第1戦で決勝点を挙げたトルガイ アルスランに再び期待がかかる一方、加入したばかりの元ポルトガル代表ストライカー、ゴンサロ パシエンシアがベールを脱ぐ可能性もあるだろう。1点を追いかける名古屋は、追加点を与えない守備の強度を保ちながら、素早い攻撃で相手ゴールに迫っていきたい。広島を得意とするキャスパー ユンカーに加え、エクアドル出身の新戦力、ホセ カラバリにも注目が集まる。

ルヴァンカップ プライムラウンド トーナメント表

■各試合の見どころをチェック
札幌vs横浜FM
町田vs新潟
広島vs名古屋
甲府vs川崎Ｆ