2024年9月6日(金) 10:30
日本が圧巻のゴールラッシュ!8大会連続のW杯出場に向け、幸先の良いスタートを切る【サマリー:FIFAワールドカップ26 アジア最終予選 日本vs中国】
FIFAワールドカップ アジア最終予選が5日にスタートし、日本代表は埼玉スタジアム2002で中国代表と対戦した。
日本は3-4-2-1の布陣を採用し、GKに鈴木 彩艶、3バックは右から板倉 滉、谷口 彰悟、町田 浩樹が形成。2ボランチは遠藤 航と守田 英正が務め、ウイングバックは右に堂安 律、左には三笘 薫が配置された。2シャドーには久保 建英と南野 拓実が入り、1トップには上田 綺世が起用されている。
試合は立ち上がりから日本ペースで進行し、左の三笘の単独突破などでチャンスを作った。すると12分、CKのチャンスを得ると、久保の精度の高いキックを遠藤が頭で合わせ、幸先良く先制に成功した。
その後も日本は相手を押し込んだが、後方でブロックを形成する中国の守備を崩しきれず、2点目が生まれない。しかし前半終了間際の45+2分、右からの堂安のクロスを三笘が頭で合わせ、待望の追加点を奪取した。
2点リードで迎えた後半も、日本は攻撃の手を緩めなかった。52分には左サイドでボール受けた三笘の斜めのスルーパスに反応した南野が3点目をマークすると、58分には中央を打開した南野が再び決めて、リードを4点に広げた。
63分には三笘に代えて伊東 純也、堂安に代えて前田 大然を投入。伊東はおよそ7か月ぶりの出場となった。さらに71分には田中 碧と高井 幸大がピッチに送り込まれる。高井はこれが代表デビューとなった。
メンバーが代わっても日本の攻勢は変わらず、77分にはエリア右でボールを受けた伊東が左足を強振。相手に当たったボールがゴールに転がり5点をマークすると、87分には伊東のクロスを前田が頭で合わせ、6点目を奪った。
さらに終了間際には久保 建英が左足で豪快にネットを揺らし、大量7得点。圧巻のゴールラッシュで7-0と中国に快勝を収めた日本は、8大会連続のワールドカップ出場に向け、幸先の良いスタートを切っている。
■試合データ
日本vs中国