明治安田J2リーグは7月に23節と24節が行われた後、約3週間の中断期間に突入した。
2節分の消化に留まったため、6月終了時から大きな順位の変動はなかったものの、2連勝を達成した清水が首位に再浮上。1勝1分の長崎と横浜FCが、それぞれ2位と3位に順位を下げている。
清水ではルーカス ブラガが2試合連続ゴールと活躍。長崎は無敗記録を22試合に伸ばし、横浜FCは24節に水戸と引き分けたことで、連勝が8でストップした。
6月終了時点で4位だった仙台は、岡山と徳島に連敗を喫し、6位に転落。同じく2連敗の千葉は6位から7位に順位を下げた。代わって1勝1分の岡山が4位に、1勝1敗の山口が5位に浮上している。
中位では2連勝の徳島が10位に順位を上げ、上位陣の背中を視界に捉えている。監督交代に踏み切った甲府は24節に首位に立っていた長崎と引き分けたものの、1分1敗で白星を手にすることはできなかった。また水戸、鹿児島、栃木の3チームも勝利を挙げられず、下位から抜け出せていない。
そのなかで健闘したのは最下位に沈む群馬だ。23節に愛媛を4-0と撃破し、じつに16試合ぶりに勝利を手にすると、24節は土壇場で追いつき、鹿児島とドロー。17位の水戸とはいまだ10ポイント差離れているものの、好転の予感を漂わせる7月となった。