明治安田J3リーグは22日と23日に第18節の10試合が行われる。
首位の大宮はホームで4位の琉球と対戦。前節は富山と引き分け、連勝が3でストップした。4戦連発とゴール量産中のアルトゥール シルバが今節も結果を残せるか。対する琉球は福島に敗れ、6試合ぶりに黒星を喫した。今節は中盤を支える佐藤 祐太が出場停止となるだけに、代わってピッチに立つ選手が意地を見せたいところだ。
2位の沼津はホームに奈良を迎える。前節は松本に敗れ、3連勝はならなかった。4失点を喫した守備の立て直しがテーマとなるだろう。奈良は北九州に敗れ、4試合ぶりの黒星となった。先制しながらも逆転負けを喫しただけに、リード時の試合運びがポイントになりそうだ。
福島vsFC大阪は5位と3位の上位対決となる。福島は前節に琉球を下し、2連勝を達成。好調を維持する大関 友翔に今節も期待がかかる。FC大阪は鳥取を下し、こちらも2連勝としている。2ゴールで勝利の立役者となった舘野 俊祐が今節も結果を残せるか。
2連勝で6位に浮上した松本は、相模原の本拠地に乗り込む。前節は沼津を4-0で撃破した。2試合で8得点と攻撃が機能するなか、好調の浅川 隼人を軸とした3トップが今節も攻撃に迫力をもたらすだろう。対する相模原は今治に敗れ、2連敗。今節を前に戸田 和幸監督が解任となり、高橋 健二ヘッドコーチが暫定的に指揮を執る。この体制変更が好転のきっかけとなるのか。今後を占う重要な一戦となる。
長野はホームで富山と対戦。前節は岩手に敗れ、連勝はならず。得点は奪えているだけに、リーグワースト2位の失点数を記録する守備の修正が求められるだろう。対する富山は大宮と引き分け、2試合勝利がない。こちらの課題は得点力。今季はまだ1得点に留まるマテウス レイリアに結果が求められる。
鳥取はホームに岐阜を迎える。前節はFC大阪に敗れ、4連敗となった。攻守両面で不安を抱えるなか、この苦境からいかに脱していくのか。林 健太郎監督の手腕が問われてくるだろう。岐阜はYS横浜を下し、10試合ぶりに勝利を手にした。終了間際に決勝点を挙げた粟飯原 尚平が今節も大仕事をやってのけるか。
金沢はホームで北九州と対戦。前節は讃岐を下し、3試合ぶりに白星を掴んでいる。コンスタントに得点に絡む梶浦 勇輝に今節も期待がかかる。北九州は奈良を下し、5戦負けなしとした。ここ5試合で5得点とゴールを量産する永井 龍が今節も重要な役割を担うだろう。
八戸vsYS横浜は勝点で並ぶ15位と16位の対戦となる。八戸は前節に宮崎と引き分け、4試合勝利がない。得点力に課題を抱えるなか、エースの永田 一真に結果が求められる。対するYS横浜は岐阜に敗れ、3連敗となった。こちらも得点力不足に苦しむ一方、複数失点が続く守備組織の立て直しも急務となる。
宮崎vs讃岐は18位と19位の対戦となる。宮崎は前節に八戸と引き分け、3戦負けなしとした。守備の安定感が生まれてきた一方、橋本 啓吾以外の攻撃陣にも結果が求められるだろう。讃岐は金沢に敗れ、2連敗となった。こちらも課題は攻撃面。6節以来ゴールのない大野 耀平が結果を残せるか。
最下位に沈む岩手はホームに今治を迎える。前節は長野を下し、連敗を5でストップ。神野 卓哉体制下で初勝利を手にした。殊勲の決勝点を挙げた都倉 賢が今節も重要な仕事をこなせるか。今治は相模原に2-1で競り勝った。現在4連敗中と苦手とする岩手を撃破し、再び上位争いに名乗りを上げたい。
■各試合の見どころをチェック
岩手vs今治
相模原vs松本
長野vs富山
大宮vs琉球
鳥取vs岐阜
宮崎vs讃岐
八戸vsYS横浜
福島vsFC大阪
金沢vs北九州
沼津vs奈良