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勝負強さを示した町田が首位の座を奪還。攻撃に勢いが生まれた鹿島が2位に浮上【マンスリーレポート(5月):明治安田J1】

2024年5月30日(木) 15:00

勝負強さを示した町田が首位の座を奪還。攻撃に勢いが生まれた鹿島が2位に浮上【マンスリーレポート(5月):明治安田J1】

勝負強さを示した町田が首位の座を奪還。攻撃に勢いが生まれた鹿島が2位に浮上【マンスリーレポート(5月):明治安田J1】
町田が6試合で14得点・2失点と圧巻の戦いを見せつけた

明治安田J1リーグは5月に11節から16節までの6節分が開催された。

再び首位に立ったのは昇格チームの町田だ。5月は5勝1分と無敗で乗り切り、16ポイントを加算。6試合で14得点・2失点と圧巻の戦いを見せつけた。14節のC大阪戦、16節の浦和戦ではともに終了間際のゴールで勝利をモノにするなど勝負強さも示しており、もはや勢いだけではない強者の戦いを演じている。

その町田と同じく5勝1分とした鹿島は、4月終了時の5位から2位に浮上。鈴木 優磨チャヴリッチ名古 新太郎の3人がいずれも4得点を奪うなど、攻撃に勢いが生まれており、広島、神戸といった難敵を撃破し、確かな自信を掴んでいる。

町田と同じく5勝1分とした鹿島は、4月終了時の5位から2位に浮上
町田と同じく5勝1分とした鹿島は、4月終了時の5位から2位に浮上

前年王者の神戸は11節から4連勝を達成し首位に浮上したものの、その後に2連敗を喫し、3位で5月を終えた。対戦相手の警戒が強まるなか、その対策を乗り越えることができるか。6月以降の戦いに注目が集まる。

町田と鹿島に次ぐ勢いを見せたのはG大阪だ。5月は4勝1分1敗で、13ポイントを獲得。4月の9位から一気に4位にジャンプアップした。6試合でわずか2失点の堅い守りが躍進の要因となった。

名古屋と浦和も3勝を挙げ、それぞれ5位と6位に順位を上げた一方、4月終了時点で首位だったC大阪はわずか1勝に留まり、7位に転落。無敗を続けていた広島も12節に初黒星を喫するなど、こちらも1勝に終わり、3位から8位に順位を下げている。

健闘を見せたのは東京Vだ。15節の町田戦では0-5と完敗を喫したものの、鳥栖、磐田、さらには神戸も下し、3勝2分1敗で11ポイントを上積みした。12位まで順位を上げており、さらなる浮上も狙える位置に付けている。

下位に目を向けると、鳥栖と湘南が2勝を挙げて復調の気配を見せる一方、札幌と京都は苦しい戦いを強いられた。

札幌は14節の磐田戦で7試合ぶりに勝点3を手にしたもののその後に2連敗を喫し、浮上できなかった。京都は11節のFC東京戦から5連敗。5試合で16失点と、守備の脆さを露呈した。16節の名古屋戦には引き分け何とか連敗を止めたものの、5月はひとつも勝利を挙げられず、最下位に転落した。

明治安田J1リーグ結果(5月)

 

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